妄想:冬に強くなる露、今は負けても
冬こそ総攻撃の時。大露西亜はそのように考えているのでしょう。一見、退却の様相ですが打撃を受けたあのハイマース対策にも万全を期して、冬に備える。ハイマースの弱点のいくつかをとらえたのかもしれません。
西側諸国が思っているほど弱くはない大露西亜。
今回の冬の総攻撃は正真正銘の "最終作戦" となるのでしょう。つまり、勝利しかない。退路を断った攻撃となります。そして、”戦争に勝ってこそ善” という姿勢で臨んでくる。だから、場合によっては脅しにとどまらない最終兵器の使用もあり得る。
厳冬のなかで「狂ったように戦え」と号令を発する。もはや、大露西亜の選択肢はそれしかない。
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厳冬に戦況を反転させた経験を持つ大露西亜。その経験則から最後の戦を仕掛けるか。妄想の中で天然色のリアルな映像が大音響を伴って再生されるのです。そして、凍てついた敵味方の兵と市民の亡骸が世界の時間を戦争の中に留め置く。
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