未踏のカネ余り:焦げる経済のにおいをカギなさい

疫病蔓延あるかぎり、金融引き締め策は取りづらい。けれども、人跡未踏の高温地帯に足を踏み入れたのだから、冷却装置を身につけねばオーバーヒートで倒れてしまう。

熱中症対策では、徐々に高温環境に体を慣らしていき、体内から抜け出る栄養素を水分とともに補給することが大切。体力維持も大切。注目されているのがビタミンB群。

ビタミンB群:クエン酸回路を廻すのに不可欠な栄養素。

慣れない高温地帯で暮らすと疲れやストレスが溜まる。ビタミンB群を適切に摂取することで軽減できるのだという。

今の経済、これからの経済には "ビタミンB群" が必需。さもなくば、トライ&エラーで開発した冷却装置を24時間稼働させねばなるまい。だが、経済が焦げ付くまでに間に合うかどうか・・・。

装置に頼れないとするなら、必需栄養を摂取しながら高温地帯で住み慣れるしかない。だが、これからの経済に効く "ビタミンB群" って、なに?

よもや、一般人がチンプンカンプンの数式でもあるまいし、ましておや、人工知能であってはならない。人間が直感で受け入れやすい自然由来のビタミンB群でなければ、だれも摂取しないだろう。

やがて、高熱の経済で干からびた人間は焦げていく。ある時、気が付いて焦っても、もう、遅い。今から、栄養素を摂取して焦げるニオイを早めにカギつける能力を身につけねばなるまい。それでも、遅きに失するのだけれど。

#日経COMEMO #NIKKEI

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