頭に血が上る:ウランと名がつけば
米国は、「・・・主力戦車「エイブラムス」の砲弾として、劣化ウラン弾を供給する方針・・・」とのこと。
一旦、戦争に入ってしまえば「憎しみ」の膨張は限りなく続きます。そして「我々が被害者である」ということを双方で発信します。加害レベルを推し量って実証のないまま被害量を推定することもしばしばです。
この "危惧" が推量で 想定被害 に 格上げされ実証を得ないまま、「加害者が核を使った」という文言が世界を飛び回ることになりはしないか。
そうすると、それは「頭に血が上る」人々をさらに激高させる。もはや、どちらが正義という判断はぶっ飛んでしまう。
G7広島。そこで世界に発信したものは何だったのか。
頭に血が上り「憎しみ」だけで戦争が続いて「被害を拡大させない」ために最終兵器を使う判断を下す。その発端は実証のない「核を使った!」という流言飛語からでは、悔やんでも悔やみきれない。
現代の戦争は "情報戦" が先に戦われる。その情報戦で勝ちを収めれば "加害者" から抜け出ることができると解釈しています。どちらの言い分が説得力を持つのか。実証を伴わない情報戦の中で人類滅亡への道を突き進みはしないか。
ほんのわずかな "単語" ではあるけれど、そこから破滅を呼び起こさないように、細心の注意が必要なのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?