妄想上下限。夏50℃・冬ー20℃:温帯地域の普通気候
地域別では現在もこの温度幅はあるのですが、温帯全域となるのでしょうから、そうなったときにどうすれば今まで通りに近い生活ができるか、できる環境を作っていけるか、議論が始まるのが2022年とみています。
夏は猛烈に熱く、冬は温帯地域では寒くてしょうがない温度。こうした温度の幅が広がる。この温度幅であれば、夏の水蒸気増大や過度の乾燥による災害、冬の冷害の深刻化が予想されます。
おそらく、脱炭素に勤しんでも、この幅は広がる。脱炭素社会はこの現象発生に時間がかかるようになるだけ。それだけでも、新しい環境に慣れるチャンスがあるということ。何もしなければ、環境に対応できるチャンスさえも失います。
温帯地域の温度幅が広がるということは、生態系も変わるということ。食料が変わっていくということです。その食料を求めて国々が諍いを始めるとしても、あながち間違った予測とは言えない。
食料生産を南限北限まで順次移動させればいいということになりません。北限や南限の気象も荒れるでしょう。食料生産は相当に難しい状況にあります。
2022年。食料安保を世界レベルで議論し、各国が何をすべきか。ともに協力して何を達成しなければならないのか。具体的なアクションプランを立てないと、手遅れになる。
食料が足りない・流通しない現象が見て取れて動き出すのでは手遅れです。その遅れは、諍いを誘う。それを見越したうえで、早め早めの世界的な食料安定供給を "実施" しなければならないのです。
これからも、私の世界食料安保の妄想は続きます。アクションプランができて各国が動き出すまでは。ずぅっと、書き続けることになるでしょう。