妄想:環漢諸国文明が開化する

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漢:中国本土。また、中国本土古来の民族。中国に関することがら。
環:輪の形。めぐって端のないこと。

環漢:筆者が妄想する連帯。韓国・日本・台湾・ベトナム・ブータン・ネパール・タジキスタン・キルギス・カザフスタン・モンゴル

漢の文化と交流した現在の国や地域。現在の漢の国家運営とは距離のある国や地域。だが、漢と決定的な対立する意思のない国や地域。経済交流の高い国と地域。

環漢連帯は、政治のことは脇に置いて、経済と庶民の関係で連帯していく。庶民の交流が輪を巡るように頻繁になる。それは、インターネット上で特に顕著に現れる。インターネット文化圏である。

インターネットで生活様式が交換され互いに認識され需要と供給が絡み合い庶民が分かち合う。漢も影響を受け、政治にかかわらない漢の生活様式が環漢から徐々に変化していく。

インターネットでモノ・コトが循環し、喜怒哀楽がめぐりめぐる。感情がめぐりめぐるなかで、庶民は互いに分かり合おうとする。漢もその巡りの中で互いに分かり合おうとするのだろう。

アジアの庶民が分かち合いの中で連帯を深めていく。政治に関しては多くを語らない。生活を語らい、未来を語らう。過去・現在・未来が行き交い、心の豊かさが増していく。

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めぐりめぐる時、にぎやかにニンゲンであることを赤裸々に現しながら、左に回り右に回る。ゆっくりだったり、足早だったり、風に吹かれながらぐるりぐるりまわっていく。

なんだか、秋。妄想も心地よし。

#日経COMEMO #NIKKEI

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