超妄想:ロシア政権を止めるのは中国共産主義青年団しかいない

2022年秋、中国共産主義青年団が実権を握る政変があり、「中国は現ロシア政府を支持しない」宣言を世界に発した。

現ロシア政府にしてみれば「東に敵出現」となる。中露国境の防衛にロシア軍の相当部分を割り当てることになり、西と東に力が割かれる状態だ。

米国バイデン政権はニクソン政権に近い中国優和政策を一気に押し進める。これにより、中国新政府をグローバリゼーションに復活させ、台湾問題を棚上げとした。

中国新政府は国内をまとめるために「北に脅威有」と危機を示して引き締めに入る。同時に、米国との融和により経済の発展を促す政策を打ち出す。日本は台湾問題の棚上げにより、中国国内安定にむけて政財官学の中国新政府協力政策を進める。

中国共産主義青年団が実権を握る政変の背景には何があったのか。

中国国内の食糧事情の悪化。輸入コストの増大は、ゼロコロナで閉塞した社会を直撃。中国社会の不満を梃に中国共産党で禁じられていた個人崇拝に近い状況を打破するため政変を起こしたのだ。

昔から中国政変の影に食料問題がある。「食わせる政治」ができなくなると政権は倒れる。今回もその現象が発生した。

日本は、「北の脅威」に巻き込まれる。現ロシア政府は北方領土沿いに挑発を繰り返すようになる。中国新政府との連携で現ロシア政府に深く踏み込ませない状況を作り出す。東アジア安全保障の大転換である。この安全保障は北朝鮮に強力な抑制(現ロシア政府干渉排除)を仕掛ける。中国新政府が北朝鮮に影響力を行使する。韓国もこれに同調し、米国と中国の連携も深まっていく。

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食い物の恨みは恐ろしいのです。これは、世界共通。だから、食料問題は上手に解決しなければいけないと、自身の妄想の中で、再度、認識した次第。


#日経COMEMO #NIKKEI

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