妄想? 借入:世代間格差が広がる中〇人民共和国

これは、場合によっては世界各国で起こっている現象でもあるのでしょう。中〇人民共和国の場合は、不景気であれば国家は将来にツケを回して、原状回復を狙います。つまり、「次世代が解決してくれる」という期待。

国の構造が自由主義諸国と違うのでしょう。土地使用権は国や地方政府にあり、許可制となって開発が進むようです。その開発が過熱したり冷え込めば国が肩代わりをしていると聞きました。経済が冷却するも過熱するも調整には "原資" が必要ですが、その原資は次世代が穴埋めをすることになります。

国全体の経済力が下がれば、次世代が穴埋め デキル とする "信用度" も下がります。同時に、猛烈な勢いで進む少子高齢化により、働く人口も減っていき "見込める原資" も落ちていきます。そして、外国の "国の将来を見越した投資" も著しく減っていくことでしょう。

2022年8月、今の時期に何をしなければならないのか。よもや、この後に行われる党の会議で、将来世代にツケを回さぬ "徳政" 令「地方政府が返済すべき借金は、党の方針によりゼロとする」という "ゼロ借金" 宣言をする・・・ということは、妄想にしてもあり得ない・・・が・・・

世界が驚く "ゼロ借金" 宣言は、敵対する自由主義諸国を巻き込んで混乱していきます。唯一、中〇人民共和国だけが強力な権力で損害の出た市民・経営者や金融機関の不満を抑え込み、平静を装うことができるのでしょう。ただし、外へ漏れでない国状の実態は、大量の "命を失うこと" だったりするのです。

無理をすれば次世代に跳ね返ります。今回の党の会議では、どんな無理が通るのか、通すのか。ゼロにして将来がゼロになる選択だけは、してほしくありません。

#日経COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?