紫色のリスを追って応募の森で彷徨う

何のことかと申しますと・・・
紫色のリス(Wikipedia参照):Purple squirrel:「雇用の採用担当者が、仕事の要件に完全に適合する適切な教育、一連の経験、および資格の範囲を備えた求職者を表すために使用する用語です。要件を過剰に指定すると、紫色のリスのように完璧な候補を見つけるのが難しくなることを意味します。」 なのだそうです。

そして、記事の中では・・・職歴や学歴の要件を下げている・・・「それにもかかわらず、空きポストへの関心も資質も十分な応募者を見つけられずにいる。多くの企業が複数の応募者に内定を出しても、全員がもっと良い条件を求めて辞退してしまうからだ」とあります。

そしてそして、放置された求職者からは「採用する側にもっとプロ意識があると思っていたが、面接の後ですら反応がないことが多かった。応募者が多いので全員に対応できないことがよくわかった」と不満があらわにしているそうな。

なんとなく、結婚難にも似ているような。

モテる自身をその自信からパートナーにも完璧を求める。応募殺到にもかかわらず、思ったように見つからないパートナー。"やむなく" 条件を下げて巡り合ったパートナー候補から「あんたよりいい人いそうだから」と離れていかれる。その時の自尊心崩壊から気力を失い、後片付けもしないまま呆然と佇む。

かな。

企業も人も自意識過剰では、パートナーは見つからない。

パートナーには「相棒」という意味があるそうです。自身を補佐する完璧を求めるより、互いに良い影響を与え合う仲間として、長く付き合ってくれる人を探せば、きっと、良縁となるはず。

けど、いないんだろうなぁ。みつからないんだろうなぁ。意外とみんな、自意識高めだもんねぇ。わたし? 自意識あってこその投稿でございまする(本当は劣等感の塊)。読んでいただける人と巡り合うのはそうそうは、ない。だから、木呆呆と書き続けるのでありました。


#日経COMEMO #NIKKEI

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