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ベーシックインカムと「終活」義務化

はい、妄想です。

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ユニバーサルベーシックインカム導入検討の中で「抜本的な福祉・年金改革」が検討され、その中で「生涯記録管理(終活)」が重要な案件として取り上げられた。

■■■ 生涯記録管理とは ■■■

◆ 目的 ◆

・被介護への確実で効率的な介護を実施するために、被介護者の生涯を客観的に把握する。

・被介護者の遺産管理を法的に決定するために、「生涯記録の義務化」を施行し、紛争(もめごとなど)のない安心した老後を確定させる。

・幸福感を得られる「効力のある福祉」にするため。

◆ 管理概要 ◆

・60歳~65歳の間、2年間を「生涯記録義務教育」期間と定め、国が設置した「生涯記録センター」にて、生涯記録の意義を学び履修をおこなう。

・「生涯記録修了」後は、「隠居証明」が発行され、福祉や医療に関する特例措置を受けられる。

・他に知られたくない記録項目は「秘匿管理」に属し、法律によって厳重な秘匿管理がなされる。

・「効力のある福祉」を行う上で、「秘匿管理」から秘匿情報を得なければならない場合は、所定の厳正なる手続きを行い、手続きで示された範囲で活用する。

・「生涯記録管理」の運用は、日本国における行政機関が執り行うものとし、最高責任者は内閣総理大臣とする。

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生まれたら「義務教育」があり、終わる時にも「義務教育」がある、ということ。

ユニバーサルベーシックインカムは、国民に等しく最低所得保障を行いますから、その意義や運営を行う上での障害となるものごとを回避しなければならないでしょう。

そのために、法律の中で自身をなんらかの形で ”確定” させなければならない。その上で、最低所得保障プラスアルファの福祉を得られる権利を有することになると思うのです。

「管理される」というのは受動的で、場合によっては「屈辱」が伴うかもしれません。ですが、被介護の状態では「最適に管理される」ことのほうが、大切。表現できなくなった時でも、自身をよりよく知っていてくれる「管理する人たち」がいれば、安心だと思うのです。

妄想の「生涯記録センター」では、きっと、介護と被介護の両方を実習で学ぶことでしょう。自身が寄る辺ない状態となる・・・これを、動けるうちに疑似体験し、また、実際に被介護者と時間を多く共にする。そこに、「老人たる老人の意義」を見出すことができると思います。

生きてきた証「生涯記録」。自身が何者であるのか、人生の終わりの入り口で、きっちりと整理していきたいと思った次第。


#COMEMO #NIKKEI


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