「はやくしなさい!」を無くせば子供は増えるかな

なんでんかんでん「はやくしなさい!」。トイレから食事から解答から恋愛の結果とか賞罰とか駆けっこから介護・・・etc.

そんな速さを求める時代に「子育て」はソグワナイ。ニンゲンはあいまいなのです。どちらか決定的な事象はすぐには出ない。けれども、はやく決めないと "遅れて" しまう。おくれれば "×・罰" が待っている。

ニンゲンは「あっちをためしこっちをためし」行きつ戻りつ、そうこうしている間に「決めるチカラ」を養うのです。親も子も。

今はなんでんかんでん「コンピューティング」の時代。決めるのもナノ秒で行われる。だったら、ニンゲンはニンゲンの時間で「ゆっくり」さんになればいい。早い決断は「コンピューティング」の役割なのです。

「はやく生産を担う労働力になりなさい!」と言われた時代から、「ゆっくりニンゲンの時間軸でアイディアを醸し出してね」に代わっていく。「大量からそこそこへ」変わっていく。それに "はやく" 気づかねばなりません。

(おぉぉ、また、"はやく" と言ってしまった・・・こりゃ、ぼくから "はやく" を切り替えないと、遅れてしまいそうだぞ・・・)

#日経COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?