ハードウェアは"着せ替え人形"の時代へ

テスラが車体に電池を組み込む構想を持っているようです。これは、「電池の寿命が車体の寿命」という割り切り方なのでしょう。

とすれば、車体はしょっちゅう変わったっていい。もしくは、基本があれば、部分は好きなように置き換えたっていい。という発想になっていく。

ハードウェアの原価を上回るソフトウェアの収益があればよいのであって、中長期にソフトウェアを軸に売り上げを計上する仕組みが、ものづくりの全般に行きわたるのかもしれません。これ、言い過ぎかもしれませんが「ハードウェアはソフトウェアのおまけ」的存在となるのでしょう。

好きなハードウェアは、手元にあって当たり前」の時代。ハードウェアは全自動で造り上げられ、収益は「満足 ≒ ソフトウェア」から得られる時代。

だから、ハードウェアは着せ替え人形のようになっていく。利用済みのハードウェアは工場へ却っていく。あたらしいソフトウェアの価値を着て、ふたたび手元に返ってくる。カーボンニュートラルの時代は、こんな感じになっていくのかもしれません。

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