オオカミは羊にはなれない。狐には化けるかな
やさしい「愛される羊」になろうとするオオカミ。ですが、正気のない羊の皮をかぶっても、正体はばれている。ならば、形の似た狐には化けられるかもしれない。
どの道、国民をだましだまし国政を前に進めなければなりません。ならば、恰好を "狐" にしてしまったほうが、だれしも納得がいく・・・と思うのかな。
ほんとうは、オオカミは優しい集団。だから、そもそも、オオカミにたとえたのが間違い。「戦狼外交」で名を馳せていたのは、似ても似つかぬ「熊」だったから。長い冬眠から目覚め、狩を始めた巨大なクマ。生態系の頂点に達したクマは、あまり群れない。
どうにか手に入れた生態系に賛意を示すイキモノたちだけ身近に置いて、頂点ゆえの特権である「やさしい顔」をして見せる。(ほんとうに、やさしいヒトであるのかもしれませんが)
統計も "生身" も騙しながら、かの国の政治は前に進んでいくのでしょう。
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