SNS:自身は安全な立場にあるという勘違い

SNS上で共闘する事象は、様々なジャンルで活発化している。今回は投機。「正義」で共感し共闘したように思う。

ただ、記事にある通り「・・・共謀や虚偽の情報などによって株価を人為的につり上げる行為は、違法な相場操縦・・・」なのであろう。「正義」ではなかった、ということだ。

共感し共闘する。即座に行動できるのがSNSの魅力。だが、その行動はじっくりと吟味された「真の正義」に追い立てられることになる。その時、発信者は安全でいられるのか。

SNSの自由と責任。かの大統領であった人の責任はこれから追及されるであろう。だが、アカウント凍結策には反論が多数であったように思う。実は、わたしもアカウント凍結には疑問を持っている一人だ。

「発信は自由に行われるべき。問われるのは読み手の判断と次の行動」だと思う。SNSで何かを煽る行動にでるのなら、それなりの責任を負う覚悟が必要。さらにそれに共感し共闘する側にも、同様の責任がついて回る。

後で責任を問われる事態となったとして、なぜ責任を問われているのか、冷静にきちんと受け止める受動能力が大事。それが「SNS効果」であるのだと思う次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

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