世界同時多発反アメリカ運動・・・

今回の事件は、「世界同時多発 反アメリカ運動」が高まる可能性が高い。小さな抗議運動があちこちで起こる。イランが背景にあることもそうでないことも。

狙いは、アメリカ合衆国内部の混乱。アメリカ合衆国は攻撃されれば一つにまとまるが、反発が散発であれば、国内は割れていく性質がある。よって、組織 体 組織の戦いに引きずり込まれないように、メディアやSNSで頻繁に小さな反発を流す攻撃が続く。

それは、世界経済に深刻な不安をもたらす。

不安はアメリが合衆国を疲弊させる。彼の大統領は選挙対策の焦りから更なる歯止めの利かない行動に出るだろう。

ロシア・中国や北朝鮮は、軍事的な敵対などせず、ひたすら「反アメリカ」を鼓舞するだろう。ベトナム戦争の時のように、世界の反アメリカ運動は泥沼化し、合衆国世論の分断の勢いに拍車を掛けるのが狙いだ。

「反現職大統領運動」は高まりを見せるが、「親現職大統領」運動も堅牢な支持を見せ、双方、折り合うことがない。むしろ、物理的な暴力的な反発が繰り返されるだろう。そのような現象を、ロシア・中国・反アメリカ勢力が利用しないわけがない。何が起こるか、誰も予測ができない状況になる。

アメリカ合衆国を倒すのは、軍事行動などではない。「不安」を重ねてぶつけるだけでいい。混乱している間に「国家資本主義」は自由な世界貿易機構の中で覇権を広げていくのだろう。弱小国はそれに追従する。

基軸通貨はいちはやくデジタル化した国家資本主義の通貨となるかもしれない。日本国企業は、決算をドルから国家資本主義の通貨に切り替えざるを得ない。故に、同盟関係までひびが入る道筋を歩まざるを得ない。

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今回の事件で、妄想しましたが、イランがどんな戦略・戦術で対抗してくるのか。とても「不安」に思った次第。

#COMEMO #NIKKEI

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