万民よ、おそれず ”妄想” せよ
「考えるチカラ」がもっとも必要とされる、今。”妄想” が考える推進力となるはず。ルールは、”責任を問わず、おそれず” にしたい。
ここでいう妄想とは：空想より確信がある。人々に共有されないが、真実に近いと信じている事柄や事象。
なんのために確信しているのか。よりよい世界のための空想である。
根拠の説明に戸惑ってよいのである。反証に付き合う必要もないのである。ただ、空想を妄想にまで引き上げ、それを公表するのだ。これは「方便」に属する。
うそとは：本当でないことを、人をだますためにつかうこと・言葉。妄想は、人をだまそうとしていない。信じていることの発露である。けっしてだまそうとしているのではない。
ただし、日常・非日常で言えば、妄想は非日常である。しっかりとした日常があるが故の妄想でありたい。
妄想は、羞恥や批判や攻撃などを呼び込んでしまう。だが、それをおそれ自身を日常の中だけに押し込んでしまえば、その延長線上でしか生きられない。生きるための日常であるけれど、生き延びるための非日常が絶対に必要なのだ。
反証をおそれた考えは広がりを欠く。思う存分に非日常に身を置き、その先を空想し確信してみるのだ。それは、だれからも責任を負わされない自身だけの宇宙。そして、記録されるべき ”たいせつな確信ある空想” なのだ。
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