”戦狼外交”気球を流して何を観測したか

”微笑み外交” に転じれば ”戦狼外交”気球 が打ちあがる。なんとも不思議な現象です。ここからは妄想*****

中国政権に一矢報いたい "選ばれなかったエリート" たち。そのエリートたちに飼いならされた "その他少数" 庶民。各層に散らばって鳴りを潜めるが、何食わぬ顔で現政権の "面子" をつぶそうとする。

「どうすれば "微笑み" を引きつったへんてこな顔にすることができるか。」

それは、衛星時代に無用な低高度でうっかり風に流された体の気球をあげて、中国国内の現政権エリートを観測する戦術。困惑した現政権をほくそ笑む仕掛け人たち。

度を越した "いたずら" だが、"引き締め" ボルテージを上げることになり、現政権から雷の直撃をうけることに。それは "選ばれなかったエリート"  という昔の大樹に落ちて、更に、その木の下で雨を凌いでいた "その他少数" にも落ちかかる。

昔大樹は幹が割れ惨憺たる姿をさらすが、その根は健在で、やがて春の日差しの中で新芽が芽吹く。その栄養となった "その他少数" の亡骸。

これからも "選ばれなかったエリート" 達の ”戦狼外交”気球 は打ちあがる。どんな風でどこへ飛んでいくのか、誰にもわからない。

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ちょっと、妄想が過ぎましたかな。けれども、反目しあう国の現政権同士が角を突き合わせるという現象の発端は、その国内の分裂がらみの出来事が背景にあるということだろうと思った次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

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