妄想:民主主義が崩壊する

スタグフレーション(stagflation)=stagnation(停滞)+inflation(インフレーション):以降妄想

***** 社会不安を生む "最悪最強経済現象" と解釈しています。これを退治できるのは "専制・強権主義" なのかもしれません。

現行供給を制御し労働力再配置を制御し消費を制御し新興産業育成を制御する。つまり "完全無欠の制御力" でスタグフレーションに対峙する "計画経済" と言えるのでしょう。

もう一つは、"権力の介入を完全に排除し市場原理で復活" するという、これも一種の "専制・強権" といえるやり方だと思います。「死に絶えて当然なイキモノ」は市場から消えてなくなり「萌芽すべき新しい生命」を待つということ。

どちらも "だれかが死を被る" ことになります。反抗しようとすれば、前者では強権でつぶされ、後者では市場から干され飢餓に晒される。結局、どちらの方法をとったとしても、しばらくは「"大"経済凍結時代」を経験することになります。

では、本当に "民主主義" はスタグフレーションを退治できないのか。経済凍結を避けながら、緩やかなカーブを描く経済の上下運動を醸し出していけないのか。

結論を言えば、できない。極論二派のいずれかに "民主主義" で流れを作ってしまい民主主義を捨てるから。

なぜ民主主義は極論へ流れて行ってしまうのか。"痛みに耐えられない民主主義" だからでしょう。だれもが「即効で "痛み" を抑える劇薬」を欲し、その妄想ともいえる劇薬の処方箋を専制・強権にゆだねてしまう。極論二派の処方箋では死者の山積みが増えるにもかかわらず。 *****

「やがてスタグフレーションがやってくる」とコメントする人々が目立つようになったと思います。極論二派は私の妄想でありますが、ないともいえない。民主主義を捨てない覚悟でスタグフレーション解消方法をしっかり練り上げないと・・・。



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