啼くのなら慣らしてしまえ:強権政治

「『啼く』『泣く』従わせてしまえ。『強権政治に従えば自由にしてあげよう』」・・・民主主義の危機を訴えた市民たちに、権(剣)を片手に語り掛ける強権政治。強権政治にしてみれば、 ”四六時中やかましく鳴いている鳥(市民)” を ”大人しくさせる手立て” です。

強権政治側は心得ていて、「そこそこに食える(経済)状況に置けば、食ってる間は泣き止む」ことを知っています。五千年の歴史を紐解けば、鳴けば首を絞め、大人しくなったら ”まずい食べ物(治世)” でも腹が減っていれば黙々と侍る(たべる)ことを知っているのです。

市民の「慣れる」という癖は、大昔から変わらない。なかなか慣れない時は ”革命” という大嵐の中で四苦八苦することになります。

「一国二制度」が実質的に崩壊する今日(2020年7月1日)、”慣らし” に入る強権政治。市民を食わしていけるのか。それが、国際的に半独立しているあの島国の市民にも多大な影響を与えることになります。


強権中国と世界(上)  民主主義への挑戦状(日経新聞)

メルケル氏が導くコロナ後(日経新聞)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?