多くの人は化学肥料の末路のカラダを持つ

肥料:植物栄養素としての窒素、リン酸、カリウムのことである。全ての生物において窒素はその肉体の重要な構成成分である。(Wikipedia-肥料の三要素 参照)

エネルギー源として糖質と脂質だけを摂取していても、骨格筋や内臓の筋肉、血漿タンパクなどの重要な身体構成成分をつくることができません。タンパク質やアミノ酸から摂取する窒素(N)を材料にして、エネルギーを使って身体をつくります。タンパク質やアミノ酸6.25gに、窒素が1g含まれます。 (アルメディアWEB参照)

窒素循環(ちっそじゅんかん):窒素とこれを含む構成要素の間の変換について記述するもので、生物地球化学的循環の一部をなす。気体の要素も含んだ循環である。窒素は生物にとって不可欠の存在であり、比較的多量に存在することが生物群集の成立には必要とされる。 (Wikipedia-窒素循環 参照)

窒素がなければ窒息する・・・、すいません、これ言いたくて書いたわけではないのです。

つまり、自然由来であっても人工であっても窒素は循環し私たちはそれで生きているということ。だとすれば、化学肥料関連の人為的な供給事情により、生命維持が変化していくのはどうしたものかと思案したのです。

ニンゲンがかかわるとなぜか地球のバランスが崩れていく・・・。妄想とはいいがたい現象が、今、そこかしこで現れていると思っています。だとすれば、わたしたちが発展させてきた科学技術を駆使して、ニンゲンは窒素循環に相当するような完全人工管理の世界で生きたほうがタダシイとおもってしまいました。

知っています。それだけで生命が人工循環の中で生きていけないことを。もっと、「複雑で単純」が護られていなければならないことも。

けれども、私たちができることを考えれば「食からニンゲンを変える」ことになりはすまいか。土壌をニンゲンの都合の良い扱いで疲弊させてはならない。そして、「食の平等な機会」が得られるニンゲン文明へシフトしていく。

発展途上国でも先進国でも「食だけは平等」を創り上げていく。科学技術で世界中どこにいても地球に影響を与えない健やかな人間が存在している。

今の時点で理想を語れないのなら、私たちに未来はない。各々に食に関する理想を語ってほしいと思います。できれば、地球を愛してほしい。

#日経COMEMO #NIKKEI

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