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人権優先国家資本主義の誕生:妄想

つまり、「資本は国家にあるが、民主主義による運営」をめざすということ。

資本を必要とする企業。市場の占有を狙う国家。独裁を阻止したい民主主義。それらが混然一体となった国家像。

デジタル通貨と基軸通貨。金利が無意味になる世界。

ちょっと、最近の "目立つワード" を上げただけでも、いままでとは違うと感じます。

「世界でもっとも必要とされる存在」となるべく、国家の資本を迷いなく投入して、市場で将来が有望な領域を確保しに行きます。ただ、一国だけでは心もとない。”デジタル基軸通貨” を共通項にして、連合を作ります。

日本ではいままでも、有望な領域でなくても「大きくて潰せない」企業には国家の資本が投入されました。資本は自然災害にも投入されます。そして、防衛にも。

大陸にある隣国などとの違いは、国家を成すモノが民であるのか党であるのかの違い。方や「民 > 党」であり、一方は「党 > 民」となります。共通なのは「資本を生むのは民」であるということ。

国家資本主義の体裁を整えたとしても、根底にある「民 > 国」の図式を変えない。それが、「人権優先の国家資本主義」なのかもしれません。

市場を寡占すべく国家連合が蠢きます。どの連合体に属するか。日本は民主主義国家であることを、再度、認識する必要があります。

#COMEMO #NIKKEI


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