偉大な我らを、もう一度・・・

皆、夢を見るのです。「偉大な大英帝国復活」。ドイツもフランスもロシアも「偉大であった自分たち」を取り戻せると。
欧州は、夢と現実の乖離が激しくなろうとしています。一方、中国は政治の力で夢と現実を強引に一致させようとしています。アメリカ合衆国は、二つの夢、「自分たちの自由」と「世界の超大国であり続ける事」を追っています。大統領が変わっても追い続けるでしょう。


各国大衆が見る夢。それを利用しようとする政治家。選挙に当選するためだけに力を注ぎ、当選した後の「国はどうあるべきか」を開示し説得する能力は衰えていきます。
これは、夢である「仮想」と不満が渦巻く「現実」との乖離でしょう。強引に一緒にすれば、「仮想現実」となります。英国は「仮想現実の国」となるのでしょうか。仮想の中では、いかようにでも「偉大」(尊大?)になれますから・・・笑。


「英離脱 出口なき混迷 合意なしか延期か 」日経新聞(下記リンク参照)


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