脆弱な米国露呈。「我慢しないよ」のゆくえ
アメリカ合衆国は経済で成り立つ。故に、死者が増える可能性があったとしても経済優先。
そうなると、資金をつぎ込める人たちだけが生き残る確率が高くなります。そうでない人々は「運」をたよりに生きるしかない。
「早期解除」を声高にデモンストレーションしている人々をみると、裕福そうに見える。そして「我慢しないよ」と不満の塊のように肩を怒らせています。
人件費の安い人たちがリスクを負う社会。治療するのもお金次第。その中で、「人件費は安いけれど『我慢しない』人々」がいて、なぜか、裕福な人々とともに圧倒的な支持を得ている大統領。地方巡業で「開放してやったぞ」とこぶしを上げる。
米国は弱くなっていると思わざるを得ません。力なき者・弱い立場にある人々を置き去りにする社会を露呈してしまいました。
どんな国も「人件費の安い人たちがささえている」構造は変わらない。この人たちの命を保証するのが裕福な人々の唯一の仕事と言っても過言ではない。そうすることで「国は豊か」になるのです。
「自身が何によってなりたっているのか」を忘れようとしているアメリカ合衆国。経済再開は必須。だが、”豊か” ではないエッセンシャルワーカー(必須な人々)の命を粗末にする経済再開はあってはならない。
※追記
「我慢」を翻訳したらこんなのが出てきました(Google翻訳参照)。
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