動揺と締め付けの時代へ再突入

人々がなにかの原因で動揺し始めると、統率を取る側は締め付けを行います。説得・納得の関係ではない。

おとなりの大陸政府は、今後、5年間は締め付けの時代へ再突入するのでしょう。民衆にはたくさんの不安要素があり、都度、石を投げて波紋が広がるように動揺していく。投げられるのは、不動産不安・食料不安・老後不安・就労不安・婚姻不安・学力不安・貧困不安・うつ不安・・・

日本の東、大海を越えた大陸大政府も、等しく民衆の不安を検知しています。人種差別不安・貧富の格差不安・弱肉強食不安・自由はく奪不安・法の不平等不安・・・

こちらも強いリーダーシップを模索する流れの中で、あたらしい大統領が生まれます。動揺する民衆にはやはり締め付けで対応するのでしょう。

欧州も強権を支持する流れが太く速くなります。選ばれたリーダーは有無を言わさぬ締め付けをしてくるのかもしれません。それに対する反発も激しさを増すのでしょう。民衆は混乱の中で不安をさらに増大させていきます。

強権で世界はつながっていく。締め付けが正義となっていく。説得・納得の形式は消滅していく。激烈な反発を示す国民あれば、不健康に従順するしかない国民もある。世界は締め付けの中で互いに交わりあわない反目の時代を迎える。

今、学ぶべきは1900年前後50年というところでしょうか。

民衆が能く歴史を学んでいれば、説得・納得形式を維持できるはず。世界の政治家を危険な時代へ再突入させないですむはず。そう願ってやまないのです。

#日経COMEMO #NIKKEI

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