妄想:どうやら欧州から「修正」が始まるらしい

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環境重視から生活利便性重視。リベラルからトータルテリアニズムへ。これらの修正が欧州で始まりつつある。(以降、Wikipedia参照)

リベラリズム:社会自由主義:、社会自由主義者は、個人主義や資本主義が、公共の精神や連帯の認識によって加減された時に、自由民主主義は最良の状態になると考える。

トータルテリアニズム:全体主義:国家は特定の人物や党派または階級によって支配され、その権威には制限が無く公私を問わず国民生活の全ての側面に対して、可能な限り規制を加えるように努める。

1945年以降、全体主義による全体の崩壊(二回の世界大戦で経験)→個人の自由尊重と連帯の欧州形成

が、今、揺り戻して

個人の意思→生活利便性重視と報酬の囲い込み(非寛容・排他)→全体主義

に修正され、それへの移行期として政治的テロが目に付くようになった。

経済的困窮を主な理由にした移民の増加が欧州の「個の意思」を固く閉ざす。これは、欧州に限らずアメリカ合衆国でも大統領選の主な争点となっている。

極右も極左も全体主義者である。「特定の人物」か「特定の組織」の違いでしかない。

「先進国」の中で「隣が全体主義」となれば、それ自体が脅威となって身を護るために「臨時全体主義」の体制を作らざるを得ない。ドミノ倒しのように社会自由主義は崩壊していくのだ。

そして弱小先進国から「跪いて配下に甘んじる」現象が急速に広がり、いくつかの全体主義大国が現れ、修正された境界線が発生する。

日本はどうか。全体主義アメリカ(合衆国)の配下の中で、ロシアを飲み込んだ全体主義中華と国境を接することになる。

全体主義中華は東南アジアを配下に置き、全体主義インドはアフリカ東側を配下に置いて国境を引く。全体主義中華の西の端は全体主義欧州の東の端と接する。

中東は全体主義大国の主戦場となる。代理戦争が幾度も繰り返される。

南アメリカ諸国は全体主義欧州の飛び地として配下に置かれる。中米が全体主義アメリカとの緩衝地帯となり、ここでもパナマ運河の利権を巡って紛争が絶えない。

オセアニア.オーストラリアとニュージーランドは、連合体として辛うじて社会自由主義を形成しているが、やがて、全体主義の流れに押し切られる。

全体主義大国とよばれるアメリカ・欧州・中華・インドが誕生し、その他の弱小全体主義がちらばって存在する世界となっていく。

どの全体主義国も内紛があって、多くは「抑圧された少数」の反発から発生する。その内紛に他の全体主義が干渉する。干渉を跳ね返そうと武力に手を出す。この繰り返しで世界は荒れに荒れる。

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のですが、この妄想は「人工知能が作り出した簡易シミュレーション」によるもの、と、わたしは妄想したのです。世の中、そう、単純ではない。ないにしても、理解しやすい線引きではあるな、と、もう少し妄想に浸っているところです。

#日経COMEMO #NIKKEI

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