妄想:新幹線敷くのなら移住もセット

国の大型公共事業に相当するものを地方で行うのなら、"移住" とセットにせよ、という妄想です。*****

大型公共事業と移住がセットなら、持続可能な地方都市を作りこむことができる。そう、思い込まなければやってらんない! だって、負担ばっか地方に増えるんだもの。

地方存続は地方の力で。そういうふうに、国から要請されているようなもの。「新幹線引いてやってんだから、頑張んなよ」って、いう(そう、聞こえる)。そりゃ、新幹線の駅がある自治体は頑張りますよ、えぇ、そりゃもう。けれども、新幹線に乗って都会へ人が出てって戻ってこないんじゃ、いくら頑張ったって持続できないじゃあぁりませんか。

「新幹線くらいで地域に魅力が増したなんて、甘い考えしてんじゃねぇよ。都会に住む者の分け前ただ食いしやがって。」と、都会人から聞こえてきそうな、「自治体の "骨折り損のくたびれ儲け" にムチ入る」的残虐。

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「新天地ここにあり」と国が謳い、フロンティアが集う「新幹線の新しい駅」。夢の生活圏へようこそ!

そんな風にいかないのが現実。今回の妄想は "喧嘩腰" の書き方で後味が悪いので恐縮でしたが、どこか、本音を書きたかったのです。理想と本音は新幹線の線路のようにずうぅっと平行線のまま、どこまでもつづきます。

#日経COMEMO #NIKKEI

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