妄想:過疎地にGX特権

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地方交付税制度:本来地方の税収入とすべきであるが、団体間の財源の不均衡を調整し、すべての地方団体が一定の水準を維持しうるよう財源を保障する見地から、国税として国が代わって徴収し、一定の合理的な基準によって再配分する、いわば「国が地方に代わって徴収する地方税」 (固有財源)という性格

この合理的な再配分に「GX環境整備税」を取り入れてみる。

都会への電力供給やアンモニア・メタンガスなどのCO2再利用エネルギーの供給や備蓄用地・設備の提供などに必要な資金を「再配分」する構想だ。

日本の過疎地を「GX化」する。いわば「GX日本列島改造論」だ。あの日本列島改造は「高速道路」「新幹線」が軸であったが、今度は、GXエネルギー産出と供給で「列島改造」を促していく。

のみならず、川や海水淡水化で「真水の貿易」に寄与できる整備も進める。これらも「GX環境整備税」で賄っていく。もちろん、真水からグリーン水素を供給するでもよい。

森林や海岸線の整備も同様に推進する。気候変動に耐えうる国土造成を後押しするのだ。

既存の「GX推進法」と色合いが違う税の使い方。日本をバランスよく発展させる仕組み。その推進力がGXであるという仕掛け。「斑のない日本の発展」。村がよみがえる前に廃村となる現状を打破する仕組みと仕掛けでありたい。

都会が常に活性化していること。それを支える過疎地。この循環を止めさせない仕組みと仕掛けが、今、必要である。

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今は、過疎地から地方都市へ出稼ぎをしている身。連休最終日はその借り上げウィークリーアパートに戻っています。「おれの邑にもGX開発が入れば、そこで働けるんだがなぁ」ととりとめもなく妄想した次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

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