〇ップル開発の自動車を妄想する

IT帝国を築いた〇ップル。あの会社がどんな車を出してくるのか。妄想開始!
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ヒカリは、サブスクで〇ップルと新車契約を結んだ。納車1年待ちといわれたが、半年で自宅に車が届く。

だが、運転手がいない!契約に記載された車庫まで自動で配車・納車してくれた。ここで、トラブル発生。車庫のシャッターが空いていない。ヒカリのiPhoneに、「お車をお届に上がりました。車庫に入れますか?」と問い合わせが来る。

仕事が休みの日は、毎朝、寝坊する。iPhoneで起こされたヒカリは急いで車庫まで行った。そして、朝日に照らされた新車と対面する。半年で納車できたこと。新車が行儀よく車庫の前で待っていること。最高だ!

シャッターを開けると、新車はゆっくりと動き出した。ヒカリがいつも手間取る切り返しも難なくこなし、車庫へ収まっていく。停止した途端「お客様への納車が完了しました。ご確認をお願いします。」とiPhoneから声がする。所定の枠に顔を合わせて声で了承と発すれば、手続き完了。

もう、まっていられない!。寝間着のまま、運転席に座る。「今日はどちらまでドライブしますか?」。「気持ちのいいところ!」。そういうと、音もなくゆっくりと走り出した。

免許証はiPhoneの中にある。電子免許証だ。だから、iPhoneさえあれば、車のロック解除も運転指導もできる。サブスクで通常乗車回数と距離を登録してある、それを下回れば定額より安くなるか蓄えるか、超えれば課金か蓄えの消費となる。

今日は乗車初日。いろんなことを試してみたい。「コーヒーとパンを食べたい!」というと、途中のコンビニのドライブスルーに入ってくれた。コンビニ受け取りの窓が開き、「今日のおすすめブレィクフェイストです。」と待つ間もなく差し出してくれた。このコンビニとはサブスク契約で上限金額までiPhoneから発注した注文を即座に受け取れる。具体的な注文でなければ、コンビニのおすすめが手に入る仕組み。

気になるのは寝間着のまま車に飛び乗ったこと・・・。「どうしよう、服を着替えなきゃ・・・」とつぶやくと、今度は24時間営業の店舗に車が滑り込む。

ドライブスルーの窓が開き、ロボットアームが着替えの下着から上着までセットで渡してくれた。こちらもサブスク契約で、日常のありとあらゆる品物をiPhoneから注文できる貸出店舗。ここでもあいまい注文が可能なのだ。

店舗の広い駐車場に車が移動し、「お着替えができるようにしますか?」に「おねがい!」と応えると、窓ガラスの透明度が一気になくなり、車内照明とところどころある曲面画面から心地いい映像と音楽が流れ始めた。車内空間が大地のように広がっていく。ゆっくりと着替えセットを開ける。なんと、ヒカリが試してみたかったカジュアルファッションでサイズがぴったり。着替えてみて、なんと着心地のいいことか!

車はゆっくりと店舗のトラッシュボックスへ進む。あの寝間着と下着は窓からボックスに放り込んだ。これで、寝間着については貸し借りゼロだ。

さぁ、今日は存分に楽しむぞ、相棒!出発!

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まだまだ、妄想が続くのですが、朝のお仕事時間が迫りつつありますので、筆をおきます。〇ップル社と店舗連携の妄想でした。

〇ップル社でなくとも、ほかのメーカーもやってくれるのでしょうね。あたりまえかな。妄想にならなかったかぁ・・・。


#日経COMEMO #NIKKEI

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