産業用か飲料用か。どちらも水が使えない

地球環境、どこかが高温多湿で降雨が多大となれば、どこかで高温乾燥で水が足りなくなります。それが気候変動で極端になっている。

人の命を奪う大洪水。その水は大旱魃には向かわない。

人間の力で乾燥地帯に大量の水蒸気を伴う水分をばらまけば、バランスを崩し、どこかで何かが起こってしまう。だから、極端になった多雨と乾燥はそう簡単には弄れない。

できる解決策は、人間の居住地域をかえること。水の融通が利くところに移住すること。融通は地球のバランスを見ながら極端にならないように管理する。それで、百年千年単位で地球バランスを緩やかにできるかどうかというところ。

水が多すぎる・水が少なすぎる・・・それは、人間が生きていくために必要なことでしょうか。無理に水を引き回して無駄に消費をしていないでしょうか。「・・・すぎる・・・」という不平不満は、「本当に "すぎるのか"」という疑念を常に持たなければ、水の管理に失敗します。

人間の所作にかかわらず、地球環境のバランスが著しく変化しています。人間は環境に合わせて変化しなければなりません。人間として認められて遺伝子が生きながらえて何百万年の長さしかたっていないけれど、英知は積み上げてきたはず。その英知で「・・・すぎない・・・」水の管理に勤しまなければと思った次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

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