妄想:蓄電貨物列車が送電する日

203x年、少子高齢化で送電線を保守することが難しくなっていた。既存の送電ルートも新規のルートも大型ロボットやドローンで構築できそうだったが様々な課題に遭って捗々しくない。

解決策としてローカル線を利用した "大型蓄電移送専用貨物列車 送電システム" が考案され実現の運びとなった。自動走行で、中山間地の発電基地で素早く大量に充電でき、コンテナ1台で100軒分の電力半年分を賄える能力を備える。

世界から称賛される省エネ技術が普及する日本では、それが可能だった。また、直流の課題であった変圧と遮断を解決する技術も日本が先んじる環境となった。

貨物蓄電システムの直流による送電により、様々な恩恵を受けることになった。蓄電基地は日本のいたるところで存在し融通しあい、過不足のない安定した "電源共有" を担っていった。

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まぁ、すでにある技術のオンパレードで、特段のことではないけれど、妄想として書いたのは、この流れになることはないと思っているからです。なぜなのか、わかりませんけれど・・・。

#日経COMEMO #NIKKEI

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