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魅惑のグルメエッセイ(HIYORI IWASE)

私はグルメエッセイを読むのが好きだ。一時期は本屋で見かけたら絶対に買う、というマイルールを持つくらいハマっていた。グルメエッセイの魅力は何といっても、文字という視覚で味覚を感じられることだ。時には嗅覚や触覚まで呼び起こされる。

「サクサクで黄金色のアジフライ」「ムチムチに生地が詰まったベーグル」「テリっとしているタレのかかったご飯」など、ありありと情景が思い浮かべられるような素敵な文章に出会うと、食欲だけではなくときめきすら覚えてしまう。また食べ物は季節を連想させるものも多い。

「暑い夏に食べるガリガリのシャーベット」「冬にハフハフと食べるおでん」と言われると、その季節を感じることができる。時空をも超えた体験を、グルメエッセイはもたらしてくれるのだ。

たくさんのお店に行くことが難しいコロナ禍の今、文章で食体験をするのはどうだろうか。ちなみに私は、平松洋子さんのグルメエッセイが大好きです。

2021.09.14
HIYORI IWASE(プレス)


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