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同人誌作成メモ

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#日記

同人誌の装丁の成長記録

※当方腐女子です。腐向けの内容を含みます。 一度まとめてみたいと思っていたので、過去に出した同人誌の装丁について書いてみました。 デザインの参考になる本やWebサイトは下記noteにまとめてあります。 過去につくった同人誌の装丁から抜粋2011年 大学在学中に出した同人誌でした。製本した同人誌としては人生2冊目です。大学でデザインの勉強をしていたくせに、デザインのセンスが終わっているのは発展途上ってことで仕方がないことです。 センスは経験で補えると思っているのですが、こ

一太郎を使って疑似小口染めの本を作った話

10月に出した本では初めて、疑似小口染をしました。 表紙も特殊紙、模様のある箔押しという楽しい仕様にしたので詳細はまた今年作った本のまとめとして書きますが、今回はそのとき一太郎を使ったので設定に苦労した話です。 疑似小口染めとは、本文の縁に黒い線をつけることで、外側から見たときに四方が黒く見える装丁です。 小口染めは直接本のページを外側から塗る方法で、そこそこ分厚い本でないと意味がないですし、締め切りが早まったりプラスの費用がかかったりします。また、オンデマンド印刷ですと

小説のプロットを練るためのアプリと物語論

 小説やシナリオを書く上でプロットを練ることは大切と言われています。  しかしプロットを練るのって面倒なものです。 「そんなことよりとっとと書き始めたいんだ!!」  と思う方もいるのではないでしょうか。  私も同感です。  だけど大切なものは大切なのです。  なのでプロットを練るためのアプリを作ることにしてみました。 ※人様に使ってもらえるほどのものは作れないので自分専用アプリです。公開の予定は今のところありません。 アプリの仕組み プロットを練るアプリと言っても大層

無名二次創作作家、同人誌を出す。

はじめに皆さん、同人誌、出したくありませんか?同人誌を出したいのに、スケジュール感が分からずに諦めている方、いませんか? 同人誌を出すまでのハードルは大きく2つ。 まず入稿データに関する問題。フォーマットの作り方が分からない、どんなソフトが必要か分からないといった障壁があります。 そしてもう一つはスケジュール感の問題です。参加するためにはどういったものを揃えて、どんな行動を起こせばいいか分からない、という障壁です。 今回は2つ目の問題に焦点をあて、実際に本を作り、即売会に参加

再録本『diablogue.』 紙とインキのはなし

ブログ「diablogue.」を再録した同人誌つくりました。フルカラーカバー付き、文庫サイズです。もうエキサイトのほうは更新しないので、そのうちアカウントごと消そうかなと思っています。 アリスブックスさんで通販してます。アリスブックスさんのところは、アカウントつくらなくても購入できます。これ以上アカウント増やしたくない、という場合に便利です。 https://alice-books.com/item/show/2755-28 表紙はキュリアスに銀インキ。キュリアスは