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人生初ロッキンで成功した持ち物と熱中症対策 蘇我会場の攻略法

30年の人生で初めて、野外フェスに行ってきました。きっかけは8月4日(日)のロッキンに「結束バンド」と「ずっと真夜中でいいのに。」が出演すること。夫婦で大好きな2組が同日に出るなんて!今行かないでいつ行くんだ!と申し込み。無事当選。

とはいえ、私は毎日家に引きこもって文章を書いているフリーランスライターです。真夏の暑さに1日中さらされて耐えられるわけがないと怯えまくってました。ですが! 最高気温35℃の晴天のなかでも体調不良にならず、夜まで元気に楽しむことができました。

そんな人生初でビビってる、体力に自信ないからゆるめに楽しめたらいいなという人に向けて、ロッキンの持ち物と蘇我会場の攻略法を紹介します。

持って行ったもの

・タオル(現地調達)
・ツバ付きハット(現地調達)
・サングラス
・日焼け止めスプレー
・日焼け止めミルク
・晴雨兼用傘
・冷感ボディシート
・-3度冷タオル
・ハンディファン
・アクエリアスニューウォーター2本
・塩タブレット
・モバイルバッテリー
・除菌シート
・ヒヤロン
・お菓子

当日の服装とバック

・GUの半袖シャツ+タンクトップ
・GUのテックタックコクーンパンツ(緩めの長ズボン)
・GUのナイロンショルダー
・エアリズムのブラトップ

持って行ってよかったもの

アクエリアスニューウォーターと塩タブレット

学生時代、真夏の奄美大島や沖縄で野外調査をしていたときに学んだことですが、熱中症を避けるなら塩分が入っている飲み物こそが最強です。

水やお茶を飲むなら、合わせて塩分タブレットを食べないとだめ。実体験ですが、水分だけとっていても体の中の塩分が薄まると、体調が悪くなります。

カフェインを含んだお茶やコーヒーは利尿作用があって、トイレに行きたくなるし、水分が排出されてしまうのでなるべく避けたほうがいい。飲み物選びは、好きなものでなく熱中症対策に全振りしましょう。

アクエリアスニューウォーターはカロリー0で甘さ控えめ、水に近いけど熱中症対策にはなるという飲み物ですごく飲みやすかった(私自身、ポカリもアクエリも苦手な方なので)。レモン味で食事と合わせても違和感ないです(サイト見たらSHE株式会社の恵里さんがいた!)。

夫婦で計4本+凍らせた水も持って行きました。1日分としては足りない。とはいえ荷物になるので、現地でも買いましょう。

-3℃冷タオル

いらないかなーと思いつつ、前日に購入。結果あってよかったです。物理的に身体の熱を下げてくれるので、あーやばいなと思ったときに首に巻いて、ハンディファンで風を送ればいい感じに涼しくなります。

大きめだけど、細く畳むこともできるし、存在感がなくて首に巻きやすいのもうれしい。

ヒヤロン

片方を潰すと冷たくなるやつ。5分くらい持続します。こちらも物理的に温度を下げてくれるので、休憩中に首や腕を冷やすと快適。

サングラス

この日のためにユニクロで購入。晴れているととにかくまぶしい。まぶしいだけで疲れる。サングラスで日差しから目が守られるだけでだいぶ疲れにくくなります。普段かけない人でも絶対持って行って欲しい。

日傘

男女関係なくぜひ持って行ってください。移動中はさせませんが、列に並んでるときや待機中はさせます。サングラスと同じで、物理的に日差しを遮ると、身体の疲れが全然違う。

裏面黒いやつにしましょう。(裏面黒いのがよくて、自分のではなく夫のを使ってた)物理的に身体を冷やす、日差しを遮るが最強です。

緩めの長ズボン

短めのズボンを履く勇気がなくて、緩めの長ズボンにしたのですが、結果的によかったです。日焼けも防げるし、緩めなので風が通って涼しかった。

エアリズムのブラトップ

多分最適解ではないけれど、普通のブラよりも格段に快適でした。お店の表記通りのサイズを買ったらゆるさもなく、ジャンプしてもずれなかった。

スポーツメーカーのスポブラが最適なのかな? エアリズムブラトップでも割といけました。

タンクトップ+はおりもの

事前通販で買ったTシャツを着る予定だったので、タンクトップの上にはおりものを着て行きました。現地でTシャツに着替えたい場合、タンクトップを着ておけば、どこでも着替えられるので楽ちんだった。

ちなみに夫はアンダーアーマーのアンダーウェア?みたいなやつを上下着てました。日焼け対策にもなるし、Tシャツに着替える時に上裸にならなくて済む。

当日の行動 成功ポイント

シャトルバスは行き千葉寺駅、帰り千葉みなと駅が正解かも

ロッキン蘇我会場への行き方は、蘇我駅から徒歩、千葉駅、千葉みなと駅、千葉寺駅からシャトルバス、遠方からのアクセスバスツアーがあります。

私たちは事前に指定してた時間よりも早く行きたかったので、シャトルバスで行きました。当日、JフェスXアカウントでは、各駅のシャトルバスの待ち時間をポストしてくれてます。一番混む千葉駅は避けるのが賢い選択でしょう。

千葉寺駅は千葉駅から京成線で数駅、千葉みなと駅は京葉線で蘇我駅の手前にあります。蘇我駅から徒歩で行く人の混雑具合に耐えるよりも、千葉みなと駅か千葉寺駅で5-10分シャトルバスを待つ方が疲れないと思う。

私たちは、東京の西側の区から、京成線で千葉寺駅を目指し、駅でシャトルバスを10分ほど待って会場に行きました。千葉寺駅は会場に近いので、バスの回転も早いです。

帰りも千葉駅、千葉みなと駅、千葉寺駅までのシャトルバスが出てます。千葉駅行きはもちろん激混み。千葉寺駅は、バスの回転はいいですが電車の本数が少なく、駅も小さいので、駅で混雑しそう。ということで、千葉みなと駅行きのシャトルバスで帰りました。

千葉みなと駅は会場から遠いのでバスの回転は悪いですが、サブステを最後まで見た後に並んでも、20分ほどしか待ちませんでした。(出口に近い方で見てたというのもある) 千葉みなと駅はJRの駅なので電車の本数もそれなりにあって駅も混まず、なんなら電車で座れました。

シャトルバスなので、タイミングが良ければ座れます。行きも帰りも座れたのはビギナーズラックかな。

自分の体調に敏感に。出し惜しみしない。無理しない。

結果的に一番並んだのは、事前通販のグッズ受け取りでした。10時ごろに33℃くらいのなか、40分くらい並びました。

日傘をさしてましたが、それでも暑い。飲み物をガブガブ飲み、冷タオルの1本目を使いました。ここで体調を悪くしてはならん。入場して1時間も経ってなかったけど、出し惜しみしなくてよかったと思います。

グッズ引き取り列に並んでるとき、ほんのちょっとだけ気持ち悪くなって。これはやばいと思って冷タオルとハンディファンで冷やし、なんなら塩タブレットも食べた。しばらくしたら、気持ち悪いのは治りました。

体調がめちゃくちゃ悪くなる前には、絶対シグナルがあるはず。ちょっと頭が痛くなったり、気持ち悪かったり、それを見逃さずにやばいかもという予感がしたら、対策するが一番大事だなと思いました。

とはいえ、ライブ中は集中してて楽しくて暑さを忘れてはしゃいじゃうもの。ライブが終わってちょっとしんどいかもと思ったら、即休憩しましょう。スポドリを飲んで、物理的に身体を冷やしてください。

フクダ電子アリーナは神。

蘇我会場にあるフクダ電子アリーナは神です。メインステージの近くにある、サッカー場なんですが、ロッキンでは全席休憩用に開放しています。どこがそんなに神なのか羅列します。

  • トイレが混まない

  • 自販機がたくさんある

  • 自販機とは別に冷やしたドリンクも売ってる

  • フードブースとは別に軽食やかき氷が売ってる

  • 屋根があって日陰に居られる

  • 日陰の席が埋まることはないし、混雑具合も我慢できる程度

  • 1人ずつ椅子が分かれてるので、パーソナルスペースが保たれる(隣のグループと一個空きとかで全然座れる)

  • 風が通り抜けてちょっと涼しい

  • モニターでメインステージが見れる

  • メインステージに近いので、音も聞こえる

神です。もう蘇我しか参加できないかもしれない。メインステージから近いので、合間にちょっと休みたいと思ったらぜひ直行してください。

冷たい飲み物を買おう。

朝から飲み物をガブガブ飲んだ結果、14時くらいには手持ちの飲み物が無くなりかけました。フクダ電子アリーナの自販機で買いましたが、ぬるい!

その後、ポカリブースなら飲み物冷やしてるんじゃない?と、ポカリブースでイオンウォーターを、フクダ電子アリーナで冷やしている水を購入しました。自販機の飲み物は全然冷えてないし、途中で売り切れます。ポカリブースは、メインステの近くとサブステの近くに2つあるので、場所を覚えておくといいかも。

入場後にご飯食べる場合は奥の方で買う。

お昼を食べるタイミングがないから、先に食べておきたいという人もいるかなと思います。入場してすぐは奥のフードブースやトイレがガラガラだったと、夫が言ってました。

ご飯は割となんでもおいしいから、入場したらとりあえず奥までいって良さそうなの買うとかでもいいかもしれない。私たちはハム焼きを諦めて、奥のフードブースで買ったハラミ串を食べました。

心配してたけど意外と大丈夫だったこと

電波は意外とある

電波がないことが怖かったので、入場用とグッズ引き取り用のQRコードはスクショしていきました。実際に中に入ると人混みの中は電波が届かないけど、スマホが必要な場面(グッズ引き取り場所、フードブース)では無料wifiが飛んでます。食べ物を買うときは意外とQRコード決済が使えました。とはいえ、怖いので現金は持っていきましょう。

上記に書いた冷たい飲み物販売ブース(ポカリブースもフクダ電子アリーナも)は、現金と交通系IC決済のみです。電車代含めて多めにチャージしておくといいかも。

着替えはいらなかった

下着と靴下を持っていこうと準備して、荷物が多くなるから結局やめたのですが、これは正解でした。

下着をエアリズムのブラトップにしてたからか、着替えたいという気持ちはあんまり湧かず。Tシャツもそのまま現地調達したものを着て帰りました。

ヒヤリとしたこと

顔写真付き身分証明書を持っていこう

ロッキンは、チケット購入時に顔写真を登録しておくので、入場時は身分証明書は必要ありません。システムが落ちたりしたら必要になるかな?

写真入り身分証明書が必要なのは、グッズ引き取りの時。何人かに一人は身分証明書をチェックしているようで、ちょうど私のときに、身分証見せてくださいと言われました。まじで持って行ってよかったー!!

スリ対策や荷物を減らすために財布を小さくする人もいると思いますが、顔写真付き身分証明書は持っていっておきましょう。

飲み物は最後まで調達しておこう

夕方から夜にかけてだいぶ涼しくなって、もう飲み物はいらないかなーと油断してしまった。夜のずとまよの時、人が密集しすぎてて、めちゃくちゃ暑くて…!飲み物を飲まないとやってられない状態だったのに、だんだん少なくなってきて焦りました。夫に分けてもらってことなきを得た。

夜のずとまよ、もんのすごい人の量だった

アーティストのグッズ列に並びたい!休憩なしでガチガチに回りたい! とかいう人には合わない行動かもしれませんが、それでも熱中症対策として塩分を含んだ冷たい飲み物を飲むこと、物理的に体温を下げ、日差しを遮るグッズを持っていくことはめちゃくちゃ大切だと思います。

各アーティストの感想は別の記事に書きます!正直こんなに楽しめると思ってなかった!来年も行きたい!!



ドラマ用サブスク代にします!