自治会長を終えて 次へ

 令和3年度地元の地区の自治会長をしておりましたが、コロナであったり、政治活動が忙しかったりで、不完全燃焼なところもありましたが、一年間の交代制で回しているところもあり、後任の方に引き継ぎました。

 さて、行政にいたときはお願いする立場でしたが、実際自分がそのポジションに立つと、予想通りコミュニテイの緩やかな衰退をひしひしと感じるところでした。

 我が自治会は高齢化率も全国平均くらいで30%未満。80世帯余りが暮らしています。元々昭和50年代位から住宅が立ち始めた地域であり、元々の地元の人間は余りいません。

 自治会活動と言っても、2ヶ月に一回の公園の草むしりと年1回の懇親会くらい。この懇親会は、毎年我が家は楽しみにしていて、子供たちまで参加していたのですが、年々参加世帯が減り、特に同世代以下になると、班長とかの役をになっていないと参加しない感じでした。コロナで昨年同様、今年も懇親会も開けず。心残りでした。

 そんな中で、できることとしては、この地域に誰がいるのか知るところからではないかと思い、自治会の住宅地図を作り直し回覧板へ添付、総会資料へ添付。また、自治会内で何が起こっているか、ごく簡単な「新町第5だより」を作成し、回覧板で流したりしました。

 危険箇所へのロードミラー設置や、防犯灯のLED化などの手続きに市役所に足を運びました。普通の方であれば、なかなか敷居が高いところなんだと感じました。

 自治会長に負担が集中しないように、自治会長がやっていた業務を班長に分散したり、引き継ぎマニュアルを結構時間をかけて、全面改定し、できるだけわかりやすいものを作りました。本来ならば、行政サイドでもっと運営マニュアル的なものをつくってもらいたいところです。そういう支援を行わないと、役員やりたくない人は増えるばかりです。

 一方、コロナ禍でコミュニティ活動が止まったことで、良かった面もあり、本当に必要なことは何か、考える時間となりました。

 ずっとやってきてたから、今年もやる。頼まないと参加者が集まらないイベント。見直しのチャンスです。

 役員は大変だよね、と言われないコミュニティ活動。

 それを模索するため、令和4年度は、自治会の上の新町公民館の三役(会計)をすることにしました。公民館は450世帯余り、1000人以上が暮らしています。

 縁あってこちらに住んで16年余り。住みやすいところですが、なんとなく地域のつながりが薄いところだと感じます。それはコミュニティの依り代が無いことと無縁では無いと思います。北山神社という旧村社はちゃんとあるのですが、小さなお社で、おしめ込められたような形になっており、こんなところにお社があるんだ、と言われることも多く、少し残念です。

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 それともう一つ、向花小学校のPTA会長もすることとしました。
 PTA活動もコミュニティ活動です。大きな転換期に来ています。


 私がマニフェストで掲げていたこと、学校と地域の接続、それを自分の住む地域で、たくさんの人の理解と協力を得ながら、進めてみたいと考えています。


 




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