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# 恋は雨上がりのように

2021/02/11

高校2年生の【橘あきら】(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の【近藤正己】(45)だった。 それをきっかけに【あきら】は、ファミレスでのバイトを始める。バツイチ子持ちで、ずっと年上の【近藤】に密かな恋心を抱いて……
【あきら】の一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない【近藤】。しかし【近藤】への想いを抑えきれなくなった【あきら】はついに【近藤】に告白する。【近藤】は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず―
真っ直ぐすぎる17歳、さえない45歳。ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。

昨日観た『センセイ君主』とは全く違うテイストで、ワクワク!恋って楽しい!嬉しい!っていう感じではないけれど、

主人公のまわりのキャラクターたちが常に少し存在する重さを解消してくれる感じもあり、主人公の等身大の一生懸命さが素敵だなと思う部分もあり、バランスが取れているなあと思いました。

諦めてしまった夢があって、誰よりも尖っていそうなあきら(小松菜奈さん)が、店長(大泉洋さん)に恋をしている様子は、誰よりも純粋で真っ直ぐでとても可愛らしかったです。

「諦めずに足掻いて前に進もうとする、それは未練じゃなくて執着だ。」

店長の友人が話していたこの言葉が印象に残りました。

夢を諦めないことを教えてくれて、自らもまた夢に向かう大泉さんの演じる店長さんは素敵でした。


漫画版の最終回は炎上したらしいですが・・・

映画版は気持ちよく終われるラストで、個人的には好きでした。

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