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自分の身体は自分のもの

『自分の身体は自分のもの、その他の何者にも支配されるものではない』
って私がフェミニズムに出会って一番最初に知ったことだったのだけれど、その意味を本当に理解出来たのがつい最近の出来事だったよ、と言うお話。

親からもらったものなんだから

小さい頃から親に言い聞かせられていた言葉って何かしらあると思うのだけど、いくつかある中で私がよく言われたのは「親からもらった身体は大事にしなさい」だった。

衝撃的な気づき

私がいつものようにインターネットサーフィングをしている時、自分の身体は自分のものであるという証明のためにタトゥーを入れたと仰っている方を見かけて衝撃電撃稲妻を受けた。
「自分の身体は自分のものだから、タトゥーを入れるのも自分の選択肢なんだ!!」
私は無意識のうちに「親からもらった身体だから親の許可なしには傷つけてはいけない」と考えていたみたいだ。今振り返るとなんとも恐ろしい意味のわからないことに縛られていたのかと思うけれど、幼い頃からずっと言われていた言葉だから自分に染み込んでしまっていたんだろうな。

自分の身体

思い返すと親が自分に望む理想の姿というものを無意識のうちに追いかけていた時期があったなと(そもそも親が私に望んでいた姿が本当にあったのかも定かじゃないし、私が勝手に元から存在しないプレッシャーを感じていただけなのかもしれないのだけれども)。

大学一年生の頃に髪を染めて良いものなのか、化粧はどこまで濃くしていいのか、ピアスは開けて良いのかなど考えていたことも思い出した。親から直接そうするなと言われたことはないけれど、ずっと言われてきた「親からもらった身体は大事にしなさい」という言葉の呪いが強かったことをよく表しているよな。

初ピアス

アルバイト先がピアス着用不可なこともあって今までピアスを開けたことがなかったのだけれども、つい先日ちょうど円満退職したし、さらにはこういった気づきもした。ということで、人生初のピアスを開けたいと思う。

ピアスを開けるのは私にとって、今まで自分がとらわれていた観念から解放されるための一歩としての行動。自分の身体は自分のもの、自分の身体について誰にも口出しはさせないことを常に心に刻んでいきたい。




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