母 パーキンソンになる 3

 秋から冬に向かい、気圧の変化というより気圧の乱高下が見られるようになると私自身の体調が著しく低下する。気圧頭痛、偏頭痛、眩暈、耳鳴りに襲われる。時には頭の中で延々と交響楽がなり続け、それが時にはど演歌になるから訳がわからない。気圧の変動でぐったりするのだが、最近は母もこの傾向が強いようだ。気圧が下がる前にはすくみ足、手の震えが出る。服薬以前よりは程度が軽いのだが、本人は「戻っちゃうのかな」と不安を口にする。ノーベル賞者の特効薬発見でもなければ寛解はないのだろうが、「まぁ、老化だからね。すべては老化。少しずつあちこち衰えるから、食べたいものをしっかり食べて、できるだけ運動して薬で補えるものは補おう。」と気持ちを宥め、前向きな気持ちになるよう心がけるしかない。
肋間神経痛の時もそうであったが、低気圧が増えるこれからの季節は気分転換の何か、本人の気分が上がるものを考えないといけないな。
 閑話休題。実際に処方される薬は、薬局に応じて異なるジェネリック優先なんだろうけれど、これはじめからジェネリックにせず選択肢を与えて欲しいのだけど。因みに私は元々ジェネリック拒否、ジェネリックばかりだと新薬の開発に取り組む製薬会社がなくなるんではなかろうか、と思うのでね。それぞれの病院によって推しの薬もあるんだろうけど、患者にとっての合う合わないを最優先に考えて欲しいんだけど、どうなんだろう。

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