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給食問題にあたって③長男の就学と長女の入園に向けて

幼稚園の体操服を洗濯した
もう、長男は着ることがないだろう

幼稚園が大嫌いで、運動会や遠足など
体操服で通園する日は、着替えを拒絶し本当に地獄の朝だった

そんな長男の気持ちを大切にしたいと告げた未熟な私達夫婦は、「幼稚園への敵意が剥き出しだった」と後に園長先生から笑われた

年中の夏、だんだん幼稚園が好きになり始め、年長になると、次男の鞄まで持って通園を手伝ってくれた長男

まもなく卒園を迎える

『さよならぼくたちのようちえん』

卒園式で歌う予定のこの曲を、歌詞もメロディーもよく分からずに、でもサビだけは一生懸命歌うのだろう(私もそのタイプだ)

昨年末の出産のために縫いつけた4枚のピラピラ忖度マスクを持参して、鼻紙代わりに思い切り使ってしまいたい!!(マスクの強要はない)


という訳で、長男はまもなく卒園し、来月就学する


昨日は、いよいよ学校の管理栄養士と養護教諭の先生方との面談の日であった

アレルギー診断のない長男の給食への対応を考えるために、「牛乳、小麦アレルギー」の診断書をわざわざ用意して……


これまでの流れとして、
就学時にアレルギーで面談が必要な者は、説明会の際に面談希望日と診断書を持参し提出することが前提であった

そのため、事前に電話で確認すると、「診断書がなくても面談を相談することは可能」と快諾してもらえた

念のため、インターネットでリサーチすると、「牛乳を飲むとお腹がゆるくなる、風邪を引きやすくなる、鼻水が出やすくなる」そんな名目で診断書を書いてもらったケースもあるようだ

私も書類に「診断はありませんが、体調が少し悪くなる」といった旨を添えてみた

そして説明会の日、管理栄養士の先生に希望日の書類を渡した
とても若くフレッシュな印象の先生だ
この時、先生は「あ、乳糖不耐症ですね♪診断書もあれば、パンの提供とかも、代用持参でできますよ♪」と言ってくださり、私の心はやっぱり診断書を作りたい!と揺さぶられた

でも、どこまで診断してもらうか?
この学校の給食は、美味しいと評判だし(カフェのマスターが太鼓判を押していたのですっかり信頼してしまった)、大好きなコロコロコミックに度々出てくる給食当番もあるので、長男にもなるべく皆と同じを経験させてあげたい

ただ、除去対応できるのであれば牛乳も小麦も控えたいし、かと言って何で代用されるかも分からず心配だ……
こんなご時世で、昆虫食だってどうなることやら……
給食の経験がない私は、尚更イメージが掴めずに、面談でゆっくり相談してから診断書を作って、更に実際に給食が始まってからも面談を繰り返して臨機応変な対応をしてもらえたら、と思っていた

面談日の決定の連絡をいただいた際も、その旨をお伝えした

しかし後日、「診断書がないと面談はできなくなりました」との連絡が……

「でも、電話での相談は大丈夫です♪」とのことで、そのままアレコレ質問することに

✔️牛乳について
→ほぼ毎日パック牛乳が提供される
カレーの日は、パック乳飲料となる
診断書があればお茶で代用可能
「放射能が心配」とのケースはあって対応したことはあるが、「牛乳を飲ませたくない」は例がない

✔️乳製品について
→和食が多いのでいつも使う訳ではないが、カレーの時などマーガリンを使うので、乳アレルギーがある際はマーガリンは使えない
アレルギー食でのカレー提供は、マーガリンが使えないのでトロミがなくてカレー味の野菜スープみたいな物になる
シチューは豆乳で代用するが、小麦粉が使えないので同じくサラサラスープになる
チーズやヨーグルトは除去とする
年二回程、アイスの提供あり、豆乳アイスに代用できる(原材料は不明)

✔️小麦について
→週1〜2回パン
焼きそばなど麺類の時のアレルギー食は、麺なしの野菜肉炒めで、おにぎりなどを持参する
揚げ物などは衣がついた冷凍のものを給食室で揚げているので、除去ができないため、お惣菜を持参する

✔️卵(鶏卵、ウズラ)の頻度は?
→週1〜2回程度
ハンバーグのつなぎなどにも使用


ここまでザッと質問し答えてくださった
感覚として、牛乳と小麦のアレルギー診断があれば、マーガリン(トランス脂肪酸)が除去でき、パンや麺類も、おにぎりや米粉麺などの持参で対応できる
そして揚げ物などはお惣菜を持参する
おそらく、これでいずれ忍び寄る昆虫食のリスクも緩和できるのではないだろうか?
肉や卵は目を瞑ろう


という訳で、親戚の医師にお願いすると、事情は聞かずにすぐに診断書を作ってくれた
シャープペンで書いた私の下書きをきちんとなぞって♡
迷惑がられるのであれば、自然派医師の所に通うつもりであったが、理由は分からずとも必要な対応だと認めてもらえたらことが嬉しかった


結局、長男は牛乳と小麦のアレルギーとなった

今回、診断書がスムーズに作成できたことは幸いであったが、アレルギーのない我が子にアレルギー診断をつけなければいけなかったことは正直残念でならない

ただし、カゼインとグルテンの除去が、自閉症症状を緩和するエビデンスがあり、長男でもその効果は実感している


昨日の面談では、先生から理由の追求など一切なく、診断に基づく対応をサラッと確認しただけであった

何故我が家が牛乳と小麦を控えたいのか、念のため資料も用意していたのだが、触れることはなかった

その中で、先生が一言だけこぼした
「最近はアレルギーのお子さんが増えていますのでね」

アレルギー食に仲間がいることは、内心ありがたい
長男だけ、ではやはり心苦しく……可哀想に思ってしまうからだ

ただ、先生は気づいていないのだろう
アレルギーの子ども達が増えている理由を

それだけ、日本の給食事情は狂っていて、やむを得ないことだと言い聞かせるしかない

多くの医師が薬やワクチンを処方することに躊躇ないことと同じだろう

多くの管理栄養士が偏った栄養学の知識で、戦後アメリカが不要になって日本に押し付けた、学校給食における牛乳、小麦、油の洗脳に違和感を抱かない

日本人は、アレルギーを抱えていても、便秘であっても、風邪をひきやすくても、糖尿病や高血圧であっても、「健康」と錯覚している

子どもの育てにくさ、多動、発達障害、虫歯、イライラ、ストレス、寝不足、、、
これは社会がシレっと作っている「半健康状態」であり、「精神疾患」とも紙一重の状態だ


とりわけまわりの自閉症の子ども達をみながらつくづく思う
彼らは完全な悪循環に陥っている
「食を見直す」は、家族を救う大きな一歩であり、私はその援助をしたい


最後に、4月から保育園入園する3ヶ月児の長女の給食問題としては、当分は離乳食は控える予定である
グルテンフリーといえばリーキガット症候群でピンとくる方も多いと思うが、日本の早すぎる離乳食の推奨は、離乳食メーカーの利権であって、赤子の腸への負担は大きい

問題は、粉ミルク
我が家ではほぼ母乳であるが(チョコを時に含むが、最高品質の母乳😊)、緊急用にドイツのオーガニック粉ミルクを用意している

ヤギの粉ミルク、上の兄弟も舐めたがる
日本にはオーガニック粉ミルクはなく
遺伝子組み換えも当たり前
タウリン最高!カゼインフリー最高!


残念ながら保育園では、輸入ミルクの購入は不可で、その持参対応も不可とのこと……
冷凍母乳なら可能とのことなので私が頑張るしかない

もともと搾乳は苦手なのか、気分も影響するのかあまり絞れない
3度目の搾乳機を買ったものの、搾乳量はほんのわずかであった
玄米食の日本人は本来母乳がよく出るそうだが、もともと食の細い私には通用しないのか……まぁ、赤子が吸う分には足りているのだが🤣

うつみんの川崎にある保育園なら、輸入のオーガニック粉ミルクなのにな……
気持ちは揺らぐ

様子を見ながら、赤子は一時保育に変更するかも知れない
仕事も自営業へ企業するつもりだし


安心して子どもに提供できるオーガニック給食を
神奈川県はまず、相模原市がモデル校に先手を打ってくれた!つづけ!!各市長さん!!!


まもなく朝がくる
卒園式の朝だ

私、産後でパンプスのサイズ変わってないかな👠⁉️まぁいいや……




食問題、環境問題を改善し、子ども達に明るい未来を提供したいと思います。未熟ですがその為の発信ですので、現時点で投稿を有料にするつもりはありません。もしサポートいただけるのであれば夢の実現に全力で活かさせていただきます。