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④トランス脂肪酸をご存知ですか⁉️これが、本当に「あなた」ではなく、「日本」の恥であり罪なんです……


今回は店頭に並ぶ「死んだ油」、どんな油を選べば良いのか、トランス脂肪酸を多く含む食品トップ10、「マーガリン」「ショートニング」「コーヒーフレッシュ」「フライドポテト」などの身近な食品について更に記載させていただきます😱


以前の投稿はこちらです💁‍♀️↓


店頭に並ぶ「死んだ油」


かつての食用油は、種実類、ナッツ類、果実類からシンプルに搾取されていました。そして油は、「一度に沢山摂れない貴重なもの」、「すぐに使わないと悪くなってしまうもの」として扱われ、光を通さない陶器などに入れて冷暗所で保存されていたのです。

現在店頭に並ぶ油は、「ピュア」という言葉を使っていかにも健康そうな印象を与えていますが、実は化学溶剤(ガソリンに似た石油系の物質)を添加した「溶剤抽出法」という、「ピュア」とは程遠い作り方をしているものが大半です。

長期保存のためには、化学溶剤の他にもリン酸(※)を加えたり、油分に含まれるレシチンや食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄などの栄養素を取り除いてしまいます。
(※)リン酸ついても食に関して大変な問題があり、別に投稿できたらと思っています。

変色防止のために高温で脱色する際には、ベーターカロテンやビタミンEととに、香りまでも取り除かれてしまいます。

高温下での激しい工程を行ない、発生した脂肪酸の劣化臭を取り除くために、さらに240-270度もの高温に長時間放置して脱臭し、保存剤などを添加して商品にします。

実は、不飽和脂肪酸は150度を超えると分子構造が突然変異し、160度を超えると確実にトランス脂肪酸へと変貌し、さらには200度を超えるとトランス脂肪酸は連鎖するように急激に増加してしまいす。つまり、この高温の工程でもっともトランス脂肪酸が生み出されます(ご家庭での高温調理も極力控えてください)。

大切な栄養素や風味までもが抜き取られた油は、もはや「フレッシュ」ではなく「死んだ油」であり、まったく健康の役には立ちません。

それどころか、このような凄まじい製造工程のなかで、トランス脂肪酸をはじめ、活性酸素や過酸化脂質などの有害物質が大量に発生し、私たちの体にダメージを与えてしまうのです。


ではどんな油を選べばよいのでしょうか?


コールドプレス(低温圧搾)法と書かれているものです。これは30度以上の熱を一切かけずにシンプルな作り方をしています。ただし、長期保存のために脱ガム•脱色•脱臭してボトル詰めしたものがあり、これでは意味がありません。
本物のフレッシュな油は、冷蔵庫で遮光瓶に入って保存するものです。せっかくでしたらオーガニックのものを選んでください。

 

トランス脂肪酸を多く含む食品トップ10

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さまざまな加工食品にトランス脂肪酸が含まれています。

マーガリンと同等のショートニング
(正式にはショートニングオイル)


「もろくする」という意味の「shorten」由来であり、揚げ物やクッキーなどのサクサクした歯応えを出します。デパ地下などのカラッと仕上がったものは、ショートニングを入れた油で揚げています。
ショートニングでもろく崩されているのは……実は私達自身です😱


コーヒーフレッシュの驚くべき正体

「フレッシュ」というネーミングと「クリーミー」な見た目、「ナチュラル」なイメージの宣伝に、つい「新鮮な牛乳や生クリームが入っているもの」と思い込んでしまいがち(牛乳や乳製品も「健康を害する食品」)です。

実際には、牛乳や生クリームは一滴も入っていません。

まず水にサラダ油を入れ、混ざりやすくするため乳化剤を、とろみをつけるため増粘多糖類を加えます。そして見た目を演出するためカラメル色素を黄ばみをつけ、最後にpH調整剤を加えて日持ちをよくします。

まるで、ミルク仕立てのトランス脂肪酸です😱


詳細は割愛しますが、クリーミーな食品(コンビニスイーツ全般)も完全にトランス脂肪酸の温床です。
表示を見て少しずつでも減らすことを意識していくと、徐々にコンビニの食品コーナーには関心がなくなるのではないでしょうか。

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私の場合は、大好きだったコンビニスイーツの代わりにドライフルーツや無塩ナッツ類、干し芋や甘栗などが、最高のオヤツになりました✨


腐らないフライドポテト


著者は、「ポテトの表面にプラスチックコーティングしたものだといえるのではないだろうか?」とまで述べています😱

トランス脂肪酸たっぷりのショートニングを使い、トランス脂肪酸を更に大量発生させる高温での調理は、最悪の油を使って、最悪の調理法をしているのです😱


WHOなどは、食事からトランス脂肪酸の摂取量は極めて低く抑えるべきで、最大でも1日の総エネルギーの1%未満にするように勧告しています。計算すると約2.23gとなります。

以下はマクドナルドのQ &Aです↓

トランス脂肪酸について教えてください。


マクドナルドでは、これまでもFDAやWHOの指導に従ってグローバル全体で対応してまいりました。トランス脂肪酸は天然由来のものとして牛肉や牛脂、乳製品、パーム油などに含まれています。日本においては、2007年よりトランス脂肪酸を減らすように商品仕様を変える取り組み、2013年には提言したフライオイルを導入しました。毎日、適量をお召し上がりいただく分には栄養上の問題はありませんので、安心してお召し上がりください。尚、今後も日本の行政からの要請などがあった場合を含めて、適切に対応してまいります。

マクドナルドは安心と思って子どもとハッピーセットを楽しむことも沢山ありました。
マクドナルドが食育をしている時代です……


ポテトは企業努力もあり、トランス脂肪酸に関しては0g表記(0.3g未満)可能な0.25g (100gあたり)とのデータがありました。
ただし、大きなサイズを食べたり、ナゲットやバーガーにパイやシェイクなど、組み合わせて食べていくことは問題となります⚠️



本来摂取を避けるべきトランス脂肪酸を、「毎日、適量をお召し上がりになる分には栄養上の問題はありませんので、安心してお召し上がりください。」と本当に言えるのでしょうか?細胞レベルで大騒ぎです💣

「微量であれば、毒でも毎日、適量は取り続けてよい」のでしょうか???

企業努力をしていたとしても、油以外の問題も挙げようとしたら、手の指が10本、足の指が10本あっても足りません。


「尚、今後も日本の行政からの要請などがあった場合を含めて、適切に対応してまいります。」


この日本の行政が問題なのです。悲しく悔しい現実です。


ついつい熱くなってしまいます。

詳しく学びたい方はぜひ参考文献(ほとんど抜粋になってしまっていますが)を熟読ください↓


現在ほぼ無計画で行なっているファスティングも、そろそろ終了を考えています。トランス脂肪酸の話と並行してしまいましたが、3日目以降のファスティングの素晴らしい効果についてもぜひお伝えしたいと思います💕
2日目まではこちらです↓

また夜更かししてしまいました💦

全く読み返しせずに投稿してしまいましたので、徐々に修正します😊

油の話、まだ当分続きます。


おやすみなさい🌸



食問題、環境問題を改善し、子ども達に明るい未来を提供したいと思います。未熟ですがその為の発信ですので、現時点で投稿を有料にするつもりはありません。もしサポートいただけるのであれば夢の実現に全力で活かさせていただきます。