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ボカロP始めました -1- 始めた経緯と自己紹介

初めまして。ボカロPのK4MEと申します。

簡単に自己紹介をすると、

ボカロP
名前 K4ME(カメと読みます)
楽器 主にピアノ
活動期間 2023.8月~
使うVocal カゼヒキ・知声など
好きな音楽のジャンル ボカロ >>>ロック、クラッシック、ジャズ
食べ物 酢豚(甘酸っぱいものが好き)、ブラックサンダー
16性格診断 提唱者
出身 そこらへんの池

よろしくお願いします🐢

ここでは、私がボカロPになった経緯や実際に活動してみての感想などを綴りたいと思います。

カメという名前は、ペットでカメを飼っているのでそこから付けました。


ボカロPになる前

ボカロリスナー

 始めは誰しもリスナー。その例に漏れず、私もボカロが大好きでいつもボカロを聴き、中高生時代は有名Pさんたちの新曲を楽しみにして、辛いことがあったときはいつもボカロに励まされていました。まさに青春の思い出は電子音。そうしているうちに、ボカロへの愛が膨らみ、いつか自分が作る側になりたいと思うように。こうしてボカロPが憧れの存在から目標へと変わっていきました。
 しかし、何事もそう簡単にはいかず、いざ始めようとしてもDAWって何?そもそもVOCALOIDってどうやって使うの?という状態で、PCが得意ではない私にとって幸先のいいスタートではありませんでした。周りに聞きたいけどそんな勇気もなく、時間だけが過ぎていき、二年近くくすぶり続けていました。

音楽経験

 小学生の頃からピアノを習っていましたが、正直練習が嫌いで、ピアノ教室に行くのが憂鬱。練習しない→怒られる→やる気がなくなる→練習しない、という負のスパイラルに陥り、「練習しないならやめなさい」と、もっともなことを言う母と対立し、毎日のように喧嘩していました。しかし、中学校に上がったことをきっかけに新しいピアノの先生と出会い、少しずつピアノへの意識が変わり、高校に入ってからはボカロPになりたい気持ちが高まると同時に、これまでより積極的に音楽と関わるようになりました。そして、ボカロPとして活動するなら「いい曲を書きたい!」と、音楽科のある大学へ進学することを決意し、ピアノや歌、ソルフェージュを猛勉強してなんとか合格。めでたしめでたし。当時、急に進路を変えると言い出したことに両親や友達は驚いていましたが、温かく送り出してくれたおかげでこうして活動でき、本当に恵まれた人間だと思っています。

初投稿

楽曲について

初投稿曲は『SEN』feat.AKITO
弦楽四重奏を基調としたダークな病み曲。

SEN』というタイトルは「洗脳」「独占」から選んでつけています。VOCALOIDだからこそできる表現を自分なりに実現した作品。高音を出すことは人間にもできますが、オクターブの跳躍が何度も続けて速いテンポで繰り返されると人間には結構しんどい。
作っているときに一緒に歌い、とても歌えたものではありませんでした!(笑)

SENができるまで

曲の構想はあるのにDTMができず、作れなくてもどかしい…!

音は鳴らないし、どこをクリックしたらいいのかも分からず、一度PCから離れて机を片付けていたときに、ふと昔の教科書を開くとヴィバルディの四季より『春』のページを見つける。

シンプルがいちばん

なにか凄いものを作らないといけない、誰も聞いたことのないような作品を作ってやる、と視野が狭くなっていたところに、シンプルでいいじゃん、と言ってもらえたような気がして楽になりました。そこからは、夢中になって曲を書いていき、MuseScoreという楽譜制作ソフトで作ったものをDAWに貼り付け、ベロシティなどを微調整して完成。長い曲が作れず、短くてもいいからとりあえず1曲完成させようという思いもありました。

第一作を作ってみて、結局得意なやり方を大事にしたらいいんだと気づかされました。

初投稿を終えて

予想はしていましたが、現実は現実です。
ボカロPになったら、
コメントや感想をもらえる―
みんなが聞いてくれる―
当然そんなことはなく、自分がいかに甘い考えだったのかということをよく教えられました。高評価・コメントはゼロ件で再生数も1桁。これがリアルでありスタート地点。数字だけを見ると心が折れそうでした。

ですが、逆に、解放されたような気持にもなりました。まだ誰も私の曲を聴いていない、認知されていないということを知って、無名だからこそできる表現があると思い直すこともできました。

そして、私がボカロに魅せられた一番の理由は、人気とは離れたところでそれぞれが楽しむ、メジャー音楽にはない良さだったので、その原点を思い出しました。何よりクリエイターが生き生きと楽しんでいることが一番であり、それが無くなればボカロの良さが失われてしまうのではないかと思うと怖いです。

今後の展望

これからもボカロを好きだという気持ちを忘れず、
一層制作に励んでいきたいと思います。

今はボカロP歴3ヶ月ほどですが、
少しずつDTMや作曲のスキルが上がり、新しい表現を模索中です。

K4MEの活動を末永くよろしくお願いします。

カメのように長く愛されるボカロPを目指して


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