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WEBディレクターズガイド番外編「WEB制作用語集」※少し変わった用語集的なもの

まえがき

こんにちは、本シリーズも14本目となり後1回を残すところとなりました。制作本編は前回までで一通り書き終えましたので今回は番外編として用語集の回となります。振り返ればヒアリングの工程から請求まで1工程づつ順を追って書いてきたわけですが、やはり企画やデザイン、プロトタイプの工程辺りは数多くやってきたのもありそれなりに濃いものをお届けできたかと思います。技術要素が少ないのはあくまでこのシリーズはディレクターに向けたものであったという事も理由の一つです。下記バックナンバーになります。何かの際にピックアップして頂ければ幸いです。

WEB制作用語集

慣れると当たり前の様に使う言葉ばかりなのですが、とにかく略称(アルファベット3文字で略す、マーケ用語に多い)だったり、横文字が多いのもこの業界の特徴です。その昔チームに所属していたメンバーがこの3文字略語がとても苦手で一つづつ教えた事を思い出します。もちろん下記に記載する以外にも沢山用語はありますが、このシリーズ内で使用した言葉も交えながら下記に列挙していきます。

順番は50音昇順(カナ→アルファベット)となります。「いまさら聞けない用語集」的にお使い頂ければと思います。ところどころ、筆者の経験を踏まえた実践的なイディオムも付けてあります(笑。

今更聞けないWEBディレクター用語集

アウトソーシング
自社の製品の制作などを外部へ委託する事。
アクセシビリティ
対象の製品(ツール)を触るどんなユーザーに対しても等しい機能と情報を提供するための考え方。WEBの場合、WEBアクセシビリティとして定義されている。JIS-X8341:3(8341-やさしいWEB、と呼び提案したこともしばしば)
アップセル
より高額な商品を勧める手法
インフィード広告
コンテンツブロック間に表示される広告。スマホだと最近ローディングの間隔を狙ってわざと押させるダークパターンをちょこちょこみかける。ちなみに引っかかったときはとてもいらいらしてしまう。。。
インフルエンサー
ネット上で影響力のある人。
インプレッション数
広告の表示回数。エンゲージメント 広告に対するアクションの総数。ソーシャルメディアでも使用する。
オウンドメディア
企業自ら所有するメディア。HP、ブログなど。WEBに限らないので注意が必要。ちなみに、オウンドメディア、ペイドメディア、ソーシャルメディアを、3つを合わせてトリプルメディアと呼ぶ。このトリプルメディアと言う言葉はコンテンツマーケの領域でよく目にする。
オーガニック検索
検索結果の中で広告以外の検索ヒット

カスタマージャーニー(マップ)
ユーザーがプロダクト(サービス)を認知してから利用するまでの行動プロセス。UXではCJMと略されることも多い。
カラム
列の事。WEBページ内のレイアウトを呼ぶ時に主に使われる。
クロスセル
関連した商品を更にセールスする手法例:ご一緒にポテトもいかがですか?
コンセプト
起案するプロジェクトの指針となる概念。
コンテンツ
ツールの中に含まれる情報要素。情報だけでなくある特定の狙いを持ったページ群を指すことも多い。
コントラスト比
前景と背景の色の強弱の差。WEBアクセシビリティでよく使うが、一般的にはその限りではない。
コンバージョン
事前に設定した成果を達成する事。WEB広告及びGoogle Analyticsで使用する。クライアントの中にはWEBサイトの運用成果をこの指標で見る人も多い。略してCVJ。

サーバー証明書
使用しているサーバーが自社(自団体)のサーバーである事を証明するための機能。暗号化通信を行うためにも必要な機能。きちんと証明されていればサーバーの中身をコピーして別サイトを立ち上げても見分けることができる。
スケジューリング
スケジュール立てる事。ここでは制作工程の予定を区切り、書面化する事を指す。なんでスケジューリングと言うんだなんでも横文字にしやがってと憤慨していた時期もあった。
ステルスマーケティング
宣伝といわずに商品をPRする事。一種のやらせ。
タグ 文章や情報の分類に用いる単語。略してステマ、つけまではない。

タグマネージャー
タグの一元管理ツール(Googleのタグマネなど)。筆者はあまり使わなかった。
チャットボット
言葉を打ち込むとプログラムでその言葉に対応したセリフを返してくれるプログラムの事。広い意味でのサイト内検索エンジンではないかと思っている。
ディスプレイ広告
広告枠に表示されるWEB広告。枠をディスプレイに例えてこう呼ぶ。
ディレクトリ名
WEBサイトを構成するファイルを入れておくためのフォルダの事。URLの一部になる。お客様に説明する時は、マンション全体が一つのサーバーだとすると、ディレクトリは各部屋だと例えることも多かった。
デザインの4原則
デザインを作る場合の、近接、整列、強弱、反復の4つのルール。大原則と言われている。WEBだけに限らない。ポスター、名刺などDTPでも考え方は同じ。(WEBとDTPを分ける意味が分からん。)
テストアップ
公開する前に関係者間でWEBサイトの仕上がりをチェックするため、制作したデータを関係者だけが見れる場所にアップロードする事。中に上がるサイトをテストサイトと呼ぶ。
ドメイン
WEBサイトのアドレスの事。
ドメインは実はお尻から読むのが正解。gTLDドメインなどと呼ぶ場合.com、.netなどドメインで言うと一番最後を指す。だが、読み方はトップレベルドメインなのでこちらのレベルの方が上である。

ネイティブ広告
媒体のコンテンツと一体化した広告。モニター記事等。ネイティブも結構便利な使い方するが、ネイティブアプリとは意味が異なるので注意。
ノンコーディングツール
グラフィックデザインをするようにWEBページを制作できるソフトウェア。クラウドベースで提供されている事が多い。タケノコのように現在リリースされている。WIXやJimdoなど。

バリデート
HTMLが正しいルールに沿って記述されているかどうかを検証する事。バリデーションと呼ぶWEBプレイヤーもいる。ちなみにbalidateではなくvalidate、外国人相手に発音する時は注意が必要。
ヒアリング
与件に関してお客様からお話を伺う事。ニーズだけではなくウォンツを引き出す事が出来るか否かにより提案の品質が変わる。行間を読む力が試される。
ヒアリングシート
ヒアリングする内容をまとめたもの。だが、ヒアリング項目については書いた人の仮説が含有されるケースが多く、精査が必要。
フィードバック
こちらの提示物に対するお客様の評価、返答を指すが、対象はお客様だけに限らない。
プロジェクト管理
スケジュール、工数、実現度などプロジェクトがスタート時に設定した通りに進んでいるかどうかを管理する事。※PMが行う主な業務。
プロジェクトマネージメントと及ぶ人も多い。
プロトタイプ
実装前のデザインのフェーズで実装時に近い動きをする試験品。これも段階がある。手書きレベル、紙芝居レベル、モックアップ、など粒度による違いがある。

マシンリーダブル
プログラムが情報の構造と内容を理解できる状態、またはそのように記述されたプログラムコードの事。SEOにも関わるが主にアクセシビリティ界隈で使用することが多い。
マルチデバイス
人間が操作する様々なデバイスの事。ここでいうマルチデバイスは主に、PC、タブレット、スマートフォンを指すことが多い。
使用例:マルチデバイスWEB。(やや古い)
モジュールテンプレート
WEBサイト内で使用する文書要素を予め全て設計し、コーディングしたパーツ一覧の事。今ではデザインシステムと呼ぶ方がしっくりくる。

ユーザーテスト
制作したWEBサイトを公開前に、第三者に操作してもらい、使用感を伺う工程。公開後に行いバージョンアップを行う場合もある。ユーザビリティテストとは厳密に言うと意味が違うので注意が必要。
ユーザビリティ
使い勝手と同義で使用される。エンドユーザーの効果・効率・満足の指標で測られる。JIS-Z8521で定義される。

ランディングページ
ユーザーが最初にアクセスしたページ。集客用の長いページ。LPと略される方が最近一般的かも。
リーチ
広告の到達度。またソーシャルメディア系では投稿が何人に表示されたかの指標。リーチマイケルとは無関係。
リードタイム
特定の作業が完了するまでに要する時間の事。L/Tと略す人もいる。ライトニングトークの事ではない。
リサーチ
調査分析。お客様の事業や沿革、マーケット、エンドユーザーに関する調査や定量、定性データの解析から提案の方向性を導きだすために行う工程。ちなみに量的、質的とも呼ぶ。定性はどちらかと言うと、インタビューやエスノグラフィーから得られる情報を指すことが一般的。データで定性データと呼ぶことはあまりない。
リターゲティング広告
訪問したユーザーを追跡する広告。略してリタゲ。WEBブラウジングしているとバナーが追っかけてくるアレ。
リダイレクト
WEBサーバー上で所定の場所へ転送する事。
リテラシー
馴染み度合い。ITリテラシーともいわれる。
リニューアル
今あるサイトを変えて新しくする事。本来事業の在り方を再定義するくらいのインパクトがあることなのだが、人によってはデザイン替えくらいに捉えている人も多い。そう思わせてしまう制作会社にも責任がある。
ローンチ
リリース、公開を指す言葉。Tグループは号口と呼ぶ。
Launch、最初読めなかった。

ワイヤーフレーム
デザイン要素を持たない画面設計データの事。OOUIではインタラクション層に含まれる。

階層
WEBページで構成される情報レイヤーの事。
技術的には可能です。
 誤解を招くやや危険なセリフ
構造化
情報の意味合いを捉えて、強弱をつける事。タグ付けと言う人もいる。
作業スコープ
作業範囲。スコープと言ったりする。よく使う。
使用言語
HTMLやPHPなど構築に使用するプログラム言語の種類。英語、日本語とかそっち系の言語ではない。
人工・工数
所定の機能の実装や制作などを行う上で要する期間から算出された金額の事。人日、人月でカウントされる。人工…じんこうではなく、読み方はにんく。
多変量テスト
Webページ上で複数の箇所を変更し、その組み合わせを全てテストする手法。
内製
社内で制作を行う事。なぜ内制ではなく内製なのか不思議に思う事がある。
配色設計
色が与える印象を加味しながら、色の組み合わせを設計する事。プランナーと企画趣旨を共有しながら組んだ方が良い。
非言語情報
表情、仕草、身体の動きなどから読み取れる心理。ユーザは本音を語ってくれないので、こういった要素から心情を推察する。
埋め込みタグ
サードパーティアプリの機能を自社WEBに搭載するのに、WEBページへ埋め込むタグの事。最も有名なのはGoogle Analyticsの埋め込みタグ。パケットキャプチャリングするタイプのもの。
与件
お客様から出て来る案件に関する要望。稀に与件がなく、漠然とお悩みになられているケースもある。字の如く与えられる要件になるので、与件がない場合しめしめと思った方がよい。ビジネス拡大のチャンスである。
要件定義書
WEBサイトを制作する際の条件をまとめた書類。言った言わないを回避するための証拠的な役割も果たす。何をいつまでに、何(誰)を対象にしてどんな形、体制で作るかを決めたルールブック。
利用状況
ユーザーがツールを利用する際の環境、感情、気分、体調、状況などを指す言葉。人間中心設計の基礎であり、必須の要素。

Alphabet

a-blog CMS
アップルップル社のCMSプロダクト。純国産のCMS。
ABテスト
2つのパターンを試して比較し、どちらがユーザーの評判が良いかを検証する事。
ADOBE XD
UIUXプロトタイピングツールと呼ばれるADOBE社のアプリケーション
AI
Artfitial Intelligence=人工知能の事。IAとは意味が全く違うので注意が必要。
CMS
Contents Management Systemの略称。WEBの専門知識がなくても簡易にWEBサイトを更新できる仕組み。いっぱいある、向き不向きなどよく加味して選定&提案をした方がよい。
Cookie
ユーザーの情報をブラウザに保存する仕組み。ID、パスワードなども含む。食べ物のクッキー交えて親父ギャグかます人も昔はいた。
CPA
Cost Per Action(予算÷コンバージョン数)
CPC
Cost Per Click(予算÷クリック数)
CPM
Cost Per Mill(予算÷インプレッション数×1000)
CRM
Customer Relation Management
顧客関係管理:一人ひとりに合わせた施策をWEB技術を使ってやる事。マーケティングオートメーションも大きく言うとこれにあたる。
CTR
Click Through Rate(クリック数÷インプレッション数)
CVR
Conversion Rate(コンバージョン数÷クリック数)

DNS
Domain Name Serverの略称。ドメインとWEBサーバーをつなげる役割を果たす。
DX
Digital Transformation=デジタル化をする事により業務を効率化、変革すること。単なるデジタル化じゃんと思われる事例も多い。
EC
Electric Commerce。WEB通販などに代表される電子商取引。WEBから物が買える仕組み。
Figma
UIUXプロトタイピングツールの一種。WEBアプリケーション。コラボレーションを主体に構成されている。Figjamもよく使う。
IA
Information Architecture(情報設計)の事。めっちゃ奥が深い。
ICQ
カッコーと言う受信音と共に相手とのメッセージをやり取りできる昔懐かしのチャットツール。8桁の番号がIDとなる。今はSlackやChatworkがその役割を果たしているかな?
KGI
Key Goal Indicator=大目標。WEBの場合、ECでもない限り売り上げをKGIに設定しない方がよい、ドツボにハマること請け合い。
KPI
Key Performance Indicator=中間目標。NSM(ノーススターメトリック)との区分をしっかりする事。
LTV
Life Time Value=1人(1社)の顧客が生涯で自社にもたらす利益、価値
そう考えるとLTVの向上ってユーザ目線ではなく事業者目線の言葉じゃないのと思うけどそう使われていないのが不思議。
Movable Type
Six Apart社のCMSプロダクト。国内のWEB業界では知らない人はほぼいないソフトウェア。MTと略すこともある。現在バージョン7が最新。
Namazu
テキスト解析用検索エンジン。無料で使用可能。インターネット黎明期より今も生きているとても息の長いお方。
PdM
プロダクトマネージャー。顧客のビジネス理解を含めて、消費者に選ばれる製品の提案などを行う。
PM
プロジェクトマネージャー。案件の予算、品質、工数、スケジュールなどを管理するプロジェクトのトップ。
PO
プロダクトオーナー。受託の場合、お客様サイドにいる。
PV
Page View=閲覧されたページ数
SEM
Search Engine Marketing=検索エンジンを利用するマーケティング手法
SEO
Search Engine Optimizaton=検索エンジン最適化。特定のキーワードで検索結果の上位に自社ページを表示させるための施策。SEMの一部。関係的にはUI(=SEO)UX(=SEM)みたいなもん。
Sketch
UIUXプロトタイピングツールの一種。MAC OS専用。WindowsではLunacyというソフトがあり、Windows版Sketchと呼ばれており、Sketchファイルで保存できる。
To Do
やるべき事、タスク。WEB屋に限らずよく使う。
UGC
User Generated Contents=ユーザーがブログやソーシャルメディアに投稿する情報やコンテンツ。クチコミ等。CGM(=Customer Generating Media)と呼んでたこともあったが、近年は大体SNSと呼ぶ人がほとんど。
UX
User Experienceの略称。ユーザーがツールを使った際の使用感の意味合いで使われることが多いが、本来は人間がいる限りすべてにおいて適応できる概念である(例えるなら、コクられた時にあなたが感じた気持ちはUX、朝の挨拶が元気な人は気持ちいい!これもあなたのUX。。)ちなみに他人の経験は設計できないのが筆者の持論なのでUXデザイナーとは名乗らないことにしている。
WEBサーバー
WEBサイトを動かすための箱、ハードウェア。お客様に説明する時、レンサバの共有サーバーは私書箱に例えることが多かった。
WEB屋
ホームページ制作に関わる人々の総称。昔は切り分けて、ディレクター、プロデューサーとか呼んでいたが、結構色々横断するため区分けするのが大変で、今は人に紹介する時はWEB屋と言うようになった。
Wordpress
 オープンソースのCMS。世界で導入されているサイトが最も多いソフトウェア。ちなみにバージョンアップをきちんとやっているお客様を筆者は見たことがない。

最後に

ここまでたどり着いた方はいないかもしれませんが、単なる用語解説だと面白くないので経験に基づいたイディオムを随所に入れ込んでみました。まだまだ沢山用語はありますが、使う使わない問わず楽しみながら見て頂ければ幸いです。

次回は大団円です。
順番が完全に逆ですが、自己紹介をあとがきにかえてこのシリーズを終わりにしたいと思います!ありがとうございました!!

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