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iPhoneの機種変用バックアップ方法に新しい機能が用意されていました

3月1日に予告されている、Apple製品のバッテリー交換価格値上げに関連し、マイナビnユースさんでこちらの記事を書かせていただきました。

iPhone 14シリーズを除き、各モデルとも3,000円の値上げになるようですね。バッテリーが気になっている方は早めの交換がお得です。

この記事の後半では、バッテリー交換に出す前に準備しておくことを紹介しています。
即ち

  1. バックアップを作成する

  2. 「iPhoneを探す」をオフにする

  3. 「ウォレット」のプリペイドカードを退避させる

  4. iPhoneのデータを削除する

  5. アクセサリ類、およびSIMを取り外す

です。この記事を書く過程で改めてバックアップの方法やSuicaの退避方法について調べてみたら、以前に比べていろいろと変わっていることに気がつきました。

iCloudストレージが足りなくてもバックアップが可能に

まず、iCloudの容量が足りなくても一時的にクラウド上にバックアップを作成することができるようになっていました。これは機種変更を前提としたもののようで、保存期間は21日間に限られています。逆に言えば、旧機種を初期化して手放しても、21日間は新機種にバックアップデータを復元できるというわけです。iCloudストレージの有料版を使っていない方でもこれなら安心ですね。

バックアップの作成手順は下記の通りです。

「設定」アプリを開き、「一般>転送またはiPhoneをリセット>「新しいiPhoneの準備」の[開始]をタップ」します。

Wi-Fiに接続し、充電ケーブルに繋いだ状態で行うのがおすすめです。

Suicaはうっかり初期化しても大丈夫

Suicaなどの交通系ICカードは、以前は確か事前にウォレット上で削除(サーバ退避)させてから初期化しないと復元できなかったような記憶があるのですが(うろ覚え…)、現在はその過程を踏まずにiPhoneを初期化しても、自動的にサーバ退避され、新機種でバックアップ復元後にウォレット上で元に戻せるようです。うっかりな自分にはありがたいことです。ただ、WAONなど一部のプリペイド系は事前に手作業で削除(サーバ退避)が必要みたいですね。クレジットカード類は情報を保持できないので、改めて登録が必要です。


3,000円の値上げ、iPhone本体に比べれば微々たるものと言えますが… 世の中いろいろと値上げされすぎてて、またか〜ってため息が出ちゃいます。まだ先の話ではありますが、今年の新型iPhoneなんかはどうなるのでしょう…。

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