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「良妻賢母」という概念がなくなれば、「病気」になる女性は減るかもね。

家庭のコトもきちんとこなし、子育ても仕事も頑張り、ご主人との関係も良好そう。人の話も聞いてあげたり、励ましたり勇気づけたり、そして感謝上手。そんな「外」から見ると人が羨むような生き方をしている女性がいる。

メンタルコーチとして活動していて感じるのは、そんな、「世の中」が言う「良妻賢母」な女性ほど、身体の不調を抱えてしまうケースが多いということ。これは統計をとったわけではなく、出会ってきたクライアントの方々を見てきた私の感覚値。

突発性難聴になった女性

つい最近知り合ったクライアントさんは絵に描いたような「良妻賢母」。仕事や生き方の知識も豊富だし活動的。

セッション時ご自宅に伺えば、綺麗に清掃された部屋があり、毎回出して頂くおいしいお茶やお菓子、綺麗な器に盛られたリンゴ、目のきらきらした子供さん、優しそうなご主人。朝のジョギングやエクササイズで体型もコントロールし健康維持されている様子。

でも、彼女は原因不明な突発性難聴になってしまい、補聴器なしでは彼女を取り巻く美しい世界の音が聞こえなくなってしまったのです。

他者基準な「自分」を求めて

セッションや心理ワークを通して少しづつ表面化してきたことは、他者から見て「完璧な自分」を追い求めていたこと。物事の判断基準が「自分基準」でなく「他社基準」だったこと。

もし、良妻賢母が「他者基準」であれば、どこかで身体が不調をきたしてくるかもしれません。もちろん、自分基準で「良妻賢母」であるコトがあなたの「欲求」なのであれば、それはそれでオーケー。

「自分の欲求」でその生き方をしているのか、それとも自分以外の何かにチューニングを合わせてしまい、その生き方をしているのか。同じ良妻賢母でも、「基準」がどこにあるかで身体に不調をきたしてしまうほどの大きな違いが生まれてきます。

こんな時代だから本当の自分で生きていこうよ。

めんどくさいと思ったら、それ明日でオーケー!人と関わるのが嫌なら関わらなくてオーケー!「良妻賢母」なんて他人が作った基準なんだから。どれだけ偉い先生達でさえ未来を予測できない時代だからこそ、本当の快適な自分で生きていこうよ。「自分基準」で生きていこうよ。

本当の自分で生きていれば、偽り(人の為と書いて偽りね)のない自分で生きていれば、周りのあなたへの評価も変わってきて、あなたの現実も変わってきますからね。

人間なんて生きてるだけでみんな完璧なんだから。

身近に心当たりの人がいるあなた、「本当の自分でいきていいんだよ」って声をかけてあげてくださいね。

そしてあなたも、本当の自分でいきたいいんだよ。


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