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あの日の感想(FP1級実技試験本番part2)

どーも、pmanです、どもども。

さて、FP1級実技試験、part1に手応えを感じた私。心の中でガッツポーズしながら控え室に戻ります。そして、part2が、始まるのを待ちます。

少し間が、あくと頭の片隅には、調子の悪い我が愛猫の姿が、浮かんできます。またまたテキストを広げたり閉じたり。いまいち集中できません。

そんなこんなでお茶を飲んで深呼吸したりしながら過ごしてますと、いよいよpart2(土地活用)が始まります。先程と同じく係の方に案内されて後ろの席へ。

早速問題文を読み込みます。

…………むむむ。だいたい理解しました。ただ1箇所引っかかるところがあります。あれ?ここにお店建てられた?なんか制限があると思うんだけど。ここは突っ込まれたら「持ち帰ってあとで返答する。」と答えるしかない。もともとpart2はpart1と定型の答えも少なく、苦手意識があります。ドキドキし始めたあたりでタイマーがなりました。

そしてまた面接室のドアをノックします。恐る恐る入室すると、今度は結構ご年配に見える男性が2人。怖そうな顔で座っております。嗚呼、やっぱりこちらは厳しいパターンか。と思いました。かなりドキドキしながら、いよいよ面接スタートです。

「では早速ですが、今回のケースで顧客に確認すること、それとご自身で調べることは何がありますか?」

私は思いつく限りの答えをならべました。ドキドキ。

「はい、ありがとうございます。」おお、意外にこちらも優しいパターンか?レアな2回とも優しいパターンか?

「ではこちらの土地に店舗は建てられますか?」

来たーー!来てほしくなかった質問。

「すいません。はっきりとお答えできないので一度持ち帰らせていただいて、その後お答えさせていただきます。」

うん。しょうがない。大間違いするより、出来るだけ減点を少なくするしかない。

「いや、それでは困るんですよ!ファイナンシャルプランナーなら今!答えてください。」

えっ?今?そ、そ、そ、それはちょっと。落ち着け。一回深呼吸。スー、ハッー。うん。

「いえ、間違ったことを言ってしまうとご迷惑おかけしてしまうので、持ち帰らせてください。」

「それじゃー困るんだよ!え!?ここは〇〇な地域。ここで店舗は建てられるの?だめなの?」

えっ?まだ続くの?

「はい、建てられるとは思うのですが、制限についてはこちらの不勉強で申し訳ないです。はっきりと今お答えするわけにはいかないです。」

「えっ?建てられるの!?ここ〇〇地域だよ?本当に、大丈夫?じゃあ考え方を変えよう。〇〇地域は店舗の建設はできる?」

も、も、もう勘弁してください。泣きそうですよ。そんな強い言い方せんでもいいやん?←実は後で考えると少しヒントをくれてたりするのですが、この時にここまで追い込まれてヒントには一切気づかない私。

その後こんな押し問答を2、3回繰り返します。

「……。建てられるかと……。思い……ます……。」

最後は根負けして一か八かの答えを絞り出します。

その後はもうあまり覚えていないです。このようなキツイ押し問答はなかったのですが、ヘロヘロになりながら、喉の奥からやっとの声で答えていたのは覚えてます。

そして終わりのタイマーが鳴ります。

フラフラになりながら試験終了。

終わった人は片付けをして静かに退出してもらっていいですよ。と係の人に言われます。

フラフラしながら、泣きそうになりながら、道端で慌ててテキストを開きます。

〇〇地域、店舗は建てられません。

ガーーーン!

大間違い。

やっちまった…。

もう、どんな顔して家路に着いたのか。その日は夢にまで面接官の方が出てきました。


結果発表はおよそ1ヶ月後。そりゃー正直生きた心地がしなかったです。出来るだけ忘れようと別の資格の勉強とかして、頭から打ち消そうとするのですが、

「……。建てられるかと……。思い……ます……。」

が離れません。なまじっかpart1が良かっただけに諦めきれず、悶々と1ヶ月を過ごしました。



…結果は結構ギリギリでしたがなんとか合格しました。

実は嬉しいというよりも、やっとあの悶々した日々から抜け出せた、ホッとした、といった安堵感の方が遥かに大きいです。

学科の頃から合わせて約一年かけた勉強が終わった瞬間でした。


というわけであの日の感想でした。もともと頭のできが悪い子ちゃんなので人よりたくさんやって、やっと人の8割程度のできの私です。あまり勉強的なことは参考にならないと思い、感想という形でFP1級実技試験に関して書かせてもらいました。これから受ける方の気持ち面での参考にでもなれば幸いです。

勉強面に関しては

こちらの先生のチャンネルがめちゃくちゃに良かったです。ぜひぜひ一度ご覧頂ければ。私の100倍はためになります。

というわけで3回に渡る長文、お付き合い頂きありがとうございました。ついでに我がバンドの曲、良かったら聴いて立てくださいませ〜。

ありがとうございました。