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「苦しかったときの話をしようか」の紹介!

はじめに

こんにちは!😋
今回は、USJをマーケティングで劇的に再生させたことでも有名な
森岡毅氏の「苦しかったときの話をしようか」という本を紹介します!🐈

本書は父でもある森岡氏が、就職を控える娘に書き溜めていた
キャリアに関するアドバイスを書籍化したものです。

全体的に”さすがマーケター”と思えるような統計やブランディングの
思考に基づいたキャリア設計について紹介されているのが特徴です。

一方で、後半の”苦しかったときの話をしようか”という章からは、
とはいえ思うようにはいかない人間関係の葛藤や、
森岡氏が20代30代に味わった本人は思い出したくもないであろう
経験が赤裸々に語られています。

それでもなぜ彼は前を向いて歩いてこれたのか、
なぜ我が子にそれを伝えるに至ったのかという熱いメッセージが随所に込められた、非常に温もりや愛を感じるキャリア本になっています。

ぜひ直接森岡氏のメッセージを感じ取って頂きたい一冊ではありますが、
ここでは、エッセンスだけ部分的に紹介しようと思います!😃

自分の強みをどう知るか

まずは、自分の強みの見つけ方を紹介します。
森岡氏は強みを次のように定義しています。

強み=特徴×文脈

つまり、自分が持っているモノを静的に捉えるのではなく、
気持ちよかったり幸せだった経験を動的につなげていくことが鍵になります。

最もシンプルな方法として、50枚以上のポストイットに、
自分がハッピーだった瞬間を動詞でとにかく書きまくる
という方法が紹介されています。

すると必ず重複や類似するものがあり、それをヒントに
”こういう状況でこういうことをしていると力が発揮される”
という認識を確かめていくという作業です。

自分をマーケティングせよ!

次に森岡氏の提唱する"My Brand"について紹介します。

これは自分がコミュニティで市民権を得やすい構造をつくることを
目的に発想されています。

ここからは図も多いので画像で説明します!

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加えて、このMyBrandを描く際のポイントは
同じベクトル上で、できるだけ強いイメージをつくることだそうです。

嘘であっては元も子もないですが、
等身大そのものというより、少し背伸びをしたり、
様々な強みが複合的に発揮されているような状態をイメージするのが大切です。

とにかく当たり障りのない”良い人”を演じるのではなく、
”一貫した自分らしさ”を表現することが大事とも言えそうですね!

本書の紹介は以上です。
森岡氏のマーケティング理論に関する本も、非常に示唆に富むので、
そちらも非常におすすめですよ〜!😉

もしよければぜひ皆さまも読んでコメント等いただけると幸いです!

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