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【自治体経営】マネージャーって難しい⑧ 期限と忍耐

基本的には、仕事のやり方や資料の作り込みは、担当者に任せています。
ただ、①比較的短期間に期限のある仕事を複数こなさなくてはならない場合や、②市長など忙しい幹部職員にポイントだけ理解してほしい場合、③担当者の知識や経験では、最後まで仕事や資料作成が完成しないことがわかっている場合などは、自分でやってしまった方が早い場合が当然あります。
その仕事が進まないと、全体のスケジュールが狂ってしまうことが見えてくると、比較的せっかちな私は、焦り始めてしまいます。
しかし、ここで手を出してしまったら折角の成長のチャンスを潰し、トータルで見れば作業が効率化していかない、でも、期限との戦いにおいては、待てない所まで来てる。
マネージャー業務には、このような判断をしなければならない場面があるとは思いますが、人材育成や成長を考え、「まだ、任せておこう!」と決断した場合は、結構、忍耐が必要だなと思っています。
我慢の甲斐があって、似たような仕事を任せた時に、文書の流れもよく、図解もわかりやすい、市民の方への説明もスムーズなどの成長が見られると、心の中で一人で喜ぶこともあります。
やはりチームで仕事をしているのだから、一人ひとりの今後も見据えつつ、期限内に期待以上の成果を出す。
それを達成するためには、忍耐や気遣いを終始しなければならないような感じですがら、これもマネージャー業務の醍醐味と感じながら、職務に当たっています。

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