雑感

書くことがない。

正確には、書くことはあるのだが、まとまっていない。

しっかりとまとめてから出したい。

鷺巣詩郎さんのこの本に出てくる、ブルーノートスケール論についての所感とか。

鷺巣詩郎 執筆録 其の1 および、壮絶なる移動、仕事年表

ブルーノートは、ルートに対する重力（万有引力）を知ることだっていうんですよ。

これはもうぶったまげました。

確かにそうなんですよ、ブルーノートスケールでアドリブを弾いた時、ルートに戻ろうとする力の理不尽なほどの大きさを感じるわけですが、それはこの本でのこの記述を読んだから気付かされたわけで。

どれだけ読書量が大事か。

空いている時間があれば、本を読みましょう。

こういう価値観がガラッと変わってしまうような記述との出会いがどこに待ってるかわかりませんよ。

さて冒頭の「書くことがない。」

面白いもんで、こういうときのために、下書きにストックを溜めているはずなのだが、今、気分ではないとなると、投稿する気になれない。

そしてこの先も投稿する気になりそうもない。

あとでまとめて、下書き集として、そういうエクスキューズ（いいわけ）なしには、リリースする気になれなさそう。

そう考えるとnoteは「今」の気分を伝えるテキストメディアなのかもしれない。

熱心にやっているWeb発信は今やnoteとTwitterだけになってしまった。

いずれも「今」を伝えるメディアといえるが、それとは別に、しっかりと体系的な考えをまとめてアップする場も必要なはずで、そういう場はあるいはひょっとするとWebに残っている新しいブルーオーシャンなのかもしれない。

あるいは電子書籍がその場なのかもしれないが。

今年のテーマは「統」ですからね。

このように、書き初めで書きましたから。統という字を。今までの知見を統一（integrade）していくぞと。

考えを一冊の電子書籍にまとめ上げる、音楽をアルバムにまとめ上げる。

そういったことを意識的にやっていきたいです。