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ギターがかわいい。

私もともとは鍵盤の人なのですが、最近の一人音楽活動では実はギターが主役なのです。

コード進行の吟味もギターで行っていますし、キーもギターで弾きやすい曲(AとかCとかGとか)かどうかを考慮しています。

もともとベースの動きを想像しながら曲を作るスタイルなので、楽器に依存する作曲方法ではないため、ギターでも親指(ベース音)で気持ちいい流れを探りながら、ピアノと遜色なく音楽が作れます。

ベース音も、以前はピアノやシンセ、あるいはベースギターのような迫力のある低音が気持ちよかったのですが、年とともに、アコギの5、6弦を響かせるくらいの、控えめな低音が気持ちいいと感じるようになってきました。

また、ギターで作曲する場合ならではの利点として、抱えながら演奏するため、体の一部になる感覚があるということ。

ピアノは大きいので、ピアノのある場所に行き、そこにあるものに触れるという感覚。

ギターは小さいので、身にまとう作曲用ボディースーツみたいな感覚がある。

ギターを持って構えると、自分が最強の作曲マシンになる感覚があるんですね。

すごく一体感がある。

この一体感の中で、作曲をしていると、思いもよらない発想が出てくることがあります。

今作っている曲の一つ「まだ見ぬ世界」の間奏の進行なんかも、ギターを爪弾く中で生まれたものです。

今朝も、一番の終わりから二番に入るところの進行がより自然になるように、二つのコードを変更しました。

これもギターで決定したものです。

そう。今僕はギターがないと「決定」ができない。

ある種の制約がそれを可能にしているのか?

あるいは体と一体化することがそれを可能にしているのか?

決定して次に進むことができる楽器、それが今はギターしかない、ということです。

そんな体と一体化できるギターの存在が我が子のようにかわいいのであります。

また、タイプとしてはエレキよりやはり、フォークギターの方がいいですね。

私が使っているギターは、当時マーティン社から技術提携を受けていた東海楽器というメーカーのキャッツ・アイ「CE-800」というモデルです。

ギター

いわゆるジャパン・ビンテージというやつです。

神田のカワセ楽器というアコギ専門店で20年前くらいに購入しました。

これは世界に一本しかないので、丁寧にふきふきして、大事にしていきたいですね。

「向日葵の並ぶ道」でエレキギターをLogicのオーディオトラックに録音していったところ、「決まった」感覚があった。

ピアノもMIDIで決まらなかったので、本物のエレピ(ウーリッツァー)を入れたら、一発で決まった。

それ以来、ギター・生楽器を中心に、DTM作業を進めております。

ソフトシンセは便利ですが出番は減ってきてますし、あまり買いたい気持ちは起こらないですね。

Logicの内臓音色で十分。

シンセはむしろ、本物のアナログシンセを買う可能性の方が高いです。

アナログシンセで狙っているのは下記の二つ。

ベリンガー「MODEL D」

KORG「volca keys」

ベリンガー「MODEL D」はミニムーグのクローン。非常に安価なのに、本物と同じ音がすると評判です。

自分はバッファロー・ドーターの大野さんがアナログシンセの使い方としては一番のお手本なので、このMODEL Dで大野さんのような音が出せるよう研究するために、ぜひ入手したいと思っています。

また、KORG「volca keys」はいわゆるガジェット系シンセですが、十分すぎる性能を持っているので、MODEL Dでも4万円近くするので、実はちょっと高い(もちろん本家ミニムーグに比べれば激安ですが)と思っており、まずは一万円代前半で買えるこれで、お試しも良いかな・・・と、ここ3ヶ月くらい、考えているところであります。

こうして書いていて、MODEL Dを入手することは理にかなっている気がしてきたので、ポチってしまうのも時間の問題かもしれません。

ギターの話がアナログシンセの話に大きく脱線しましたが、まとめると、最近は生音志向で、作曲ツールとしてもギターを使っていて、ギターがかわいい、本物のギターで録音すると決まりやすいので、シンセもソフトではなく本物が欲しいな、というお話でした!

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