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お絵描き話 その2

どうも、ふにゃにゃん♪です。

今回は2作目にあたる『クロカ×シロー』の制作過程と、その時のぺりかん先生とのDMでのやり取りをメインに、つらつらと書いていこうと思います。

4ヶ月、5つのイベントに渡る物語

私が楽しくプレイさせて貰っている『白猫プロジェクト』が6周年を迎えた7月、ゲーム内イベントも盛り上がっており、やはりメインとなる2人のキャラクターを描きたくなりました。

少々長くなるかと思いますが、この6周年に至る過程を書いておきたいと思います。

まず白猫は4月にアニメの放送が決まっており、その時のイベント『Gravity Horizon』がアニメ化記念イベントの様に始まりました。
ところが次の4月半ばに始まった『Runaway Horizon』が、6周年記念のEpisode1と銘打たれ、のちにホライゾンシリーズとしてEpisode0~4の5つが6周年のイベントも含めて1つの物語となっており、シナリオもキャラクターも深く掘り下げられた、とても魅力的な物になっていました。

その中でクロカとシローはEpisode1にプレイアブルなガチャキャラとして登場し、この時の2人はやんちゃで可愛い12歳の子供でした。
この時点で、とても魅力的なキャラクターとなっています。

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続くEpisode2・3ではガチャキャラとしては登場しませんでしたが、シナリオの重要なキャラとして17歳に成長した姿で描かれており、この後プレイアブルキャラとして実装される事を、多くのプレイヤーが期待し楽しみにしていた事でしょう。

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そして満を持して、6周年記念のEpisode4『Original Horizon』にてプレイアブルなガチャキャラとして実装されます。

そら、描きたくなるってモンでしょう。(笑)

しかし私はこの時実装された衣装ではなく、Episode2・3のプレイアブルではなかった時の衣装のほうが好きだったので、そちらを描く事にしました。

ゲーム内の話ですがモードチェンジ(衣装替え)というシステムが有り、この2人も出来たら良いのにと今でも思っています。

創作には打って付け、DMでのやり取り

下描きからそれぞれの作業がひと段落着いた段階で、ぺりかん先生とのDMに上げて、感想も含め修正箇所等を確認していました。
不思議な物でDMに上げた物をパソコンのモニターなりスマホで観ると、 iPad 上ではいまいち気付かない違和感(修正箇所)に気付けるのです。
これ以来、ぺりかん先生とDMにてやり取りする事が恒常的になります。

ぺりかん先生曰く

ぺ『アップしたらいい客観視というか、さめた目で見れるんでしょうね。俺もアップした曲アラが目立つからアップしたらあまり聞かなかったり。』

この時の私の返信は

ふ『やなぁ~w』

ふ『んでも、うpしたのんを繰り返して確認して、気になるとこ(アラetc)修正繰り返すんが1番成長速度が高いって偉い人がゆぅ~てたぁ。』

ふ『その動画のコメントでも「過去作見ると凹むから、ほとんど見てなかったなぁ(汗」ってのが多かったわぁ』

でした。(笑)
下描きを観たぺりかん先生は

ぺ『スケールアップしてますやん!2人とかw』

ぺ『そこはかとなく男キャラが80'sな感じw』

ぺ『世代なんかなぁやっぱりとか思いつつ、たぶん男の目が80's』

と、中々に辛辣な言葉を。(苦笑)
まぁぺりかん先生にしたら私のほうが常日頃から、よりえげつない言葉を投げまくっているんでしょうけど。(汗)

確かに当たり出しの段階では、そう言われてもしょうがない物だったかとも思います。

『まぁ、見とけぇ~(いつになるかはぁ、わからんがぁw』

と返していました。(笑)

1くろしろ あたり

ひたすら修正

DMのやり取りでかなりヤル気なったようで、翌日仕事があるのに夜遅くまで修正を繰り返していたと書かれていました。
これから数日間ひたすら下描きの修正をしていたようで、作業を始めると気付かず2~3時間が過ぎている事を繰り返しているとも書かれています。
自分で笑ってしまいましたがこの頃、絵を描く事に疲れる度に『息抜きに、白猫しよう』というDMが残っていました。

ぺ『たかが一枚絵というなかれ、物凄い時間かかりますねぇ。』

ふ『詰めれば詰めるほど、下描きが1番時間掛かるからなぁ…………後はある意味、なぞってゆけばええだけやからぁ。』

ふ『まぁ、俺ん場合は色塗りも勉強しながらんなるから、暇掛かるやらぅけどなぁ~w』

諦めた表情差分

下描きもひと段落し、それをひたすらなぞって線画作業をしていました。
この時も夢中で作業していたのでしょう、DMには左の肩甲骨周りがおかしくなってきていると書かれています。(私は左利きな為)
またその都度都度で『ここはおいらのぉ…………仮うp場所w』といっては、画像を上げていました。(笑)

私にとってクロカとシローの2人は、屈託なく笑っている姿が魅力的だったので、笑顔の表情差分も描こうと思っていました。
しかしまだまだ知識も技術も足りていない状態で、ある程度の段階まで進めた所で表情差分の為の肌色の塗りが正常に表示されません。
今ならその解決策もわかるのですが、この時の私には精神的にも余裕が無く、笑顔を諦める選択しか出来ませんでした。
その後、ネタ絵等で表情差分を使って楽しめる様になるのですが。

デバイスによる発色の違い

ベタ塗り作業まで進み、ある事に気付きます。
パソコンのモニター・iPad・スマホのそれぞれで色味が微妙に違うのです。
また自然な肌色を塗れず、試行錯誤を繰り返していました。

ぺ『なんていうの、肌がセメント色』

ふ『パソ→iPad→スマホの順に、明るく自然な肌色んなってく感じやわぁ』

ふ『やっぱりここにうpしたん見る事で、細かい違和感(修正箇所)見つかるなぁ~。特に全体のバランス(色の濃淡・明暗)がぁ、よぉ~わかるわぁ』

前回にも書きましたが、私はまだこの時点でもレイヤーを重ねたり不透明度を調節して色の調整が出来る事を知らず、カラーウインドウでなんとか理想の色を出す事に腐心していました。

画像4

ibisPaint『お絵描き講座』から引用

完成、そして

当初から背景には2人のイメージカラーでもある、赤と青のラインを交差した物を考えていました。
しかし、その後ろの背景色をどうするかで悩みます。
様々な色を置いてみますが、どれもしっくりとは感じられませんでした。
そんな折アイビスに素材ツールという物がある事を知り、その中から私のイメージに合う物を調整して貼り付けました。
またこの段階でDMに

ふ『謎のレイヤーがw』

ふ『どこまで行っても色味がなぁ…………次回、ぐゎむぶゎりまつw』

ふ『やっと解放さりたぁ~♪ 次は軽めのんにしまふぅw』

という物が残っており、精も根も尽き果てていた事が伺えます。
シローが中々思い通りに描けず、最終的にどこがどう悪いのか(バランスの問題等)わかっていても修正する気力はありませんでした。
実際作業後半の私の心は、早く解放されたいという気持ちで塗り潰されていた様に思います。
結果、この後4コマやネタ絵に走る訳ですが。(笑)

作業時間は34時間、レイヤー数は35
タイムラプスを載せておきますので、興味のある方はどうぞ。
再生時間1分、2040倍速になります。(滝汗)

今回は『白猫プロジェクト』についてかなりの文章を書きましたが、各イベントを振り返りながらの作業はとても楽しいものでした。
また改めて白猫PVの出来の良さを、再確認する事になりました。

無題30_20201110000408

次回は第2回に載せた、ネタ絵の素材用にトレースした『無惨様』作成時のあれこれについて書きたいと思っています。

では、またの機会に。 <(_猫_)>

もちっと色々と積み重ねたらぁ、改めてサポートメッセージ書かせて頂きまッス ( ̄^ ̄)ゞ