【能力開発７】薬局長の昇格試験の勉強の軌跡～部下面談スキル編①～

近々、部下面談の実施テストがあります。今回、下記の本を読み、部下面談に必要なスキルを勉強し、整理（アウトプット）しました。

【勉強文献】

世界基準のリーダー養成講座　人を通じて成果を生み出す「任せる力」　　テイシー・バイアム、リチャード・ウェリンズ著　 ※楽天サイト　https://a.r10.to/hItAdn

【勉強内容】

社員の心のうちにタスクニーズ（仕事を成し遂げたい）とヒューマンニーズ（尊敬され、評価されたい）を秘めている。今回はヒューマンニーズを高める基本原則について整理する。

「５つの基本原則」目的⇒ヒューマンニーズに応える

①自尊心⇒自尊心を大切にする

自尊心とは、”自分自身をどう思っているか”ということ。例）自分はまずまずだ、価値ある人間だなど。自尊心を守る、あるいは高めることが重要。自尊心を高めるとは、良いアイデアを提供してくれたこと、努力を評価することなどを認め・ほめる⇒結果：キャリアと仕事に対する満足度の向上、モチベーションとエンゲージメントの改善、質の高い仕事、良好な個人的・仕事上の人間関係の向上などににつながる。

相手の自尊心を守る方法：（１）相手ではなく、事実に焦点をあてる「君は時間にルーズだね」×、「あなたはこれまでチームで一番時間厳守だったのに、先月はチームミーティングによく遅刻していたね」〇。人格に問題あると指摘×⇒話し合いの終わりで相手をひどく傷つけ、立ち直りが難しくなることがある（２）相手にレッテルを貼らず、敬意を払い、支援する。何をしようとレッテルは一生消えないと思いこんでしまうので。（３）賢明な質問をして、動機を明らかにする。相手の防御の姿勢ではなくすために行う。OPENな質問「遅れの原因は何だと思う？」がいい。

自尊心を高める方法：嘘偽りのない誉め言葉を口する。具体的に、心から！「素晴らしい」だけ×、毎回だと誠意がなくなる、具体性がないため。

自分の言葉のレパートリー：自尊心を守る「〇〇さんがはっきり言ってくれたので、前向きに検討できそうです。ありがとう」「勇気をもって問題提起してくれてありがとう」「～～に関してはしっかり取り組んでくれたけど、今回これに関しては～～（事実）だったね。」動機を明らかにする「～の原因は何だと思う？」自尊心を高める「〇〇くんが、提案してくれたおかげで、店舗運営も円滑にいきそうなイメージがついた！実現できるように前向きに進めていこう！」