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社会人1年目振り返り



こんばんは
先日新卒で入社した化学メーカーを退職しました。
初めての社会人として、研究職として約1年過ごしてきて色々な学びがありました。
大変なこともありましたが、振り返ってみれば良い 1年間だったと思います。


もともと転職する気で入社

実はもともとITエンジニアとして新卒で働きたいと考えていたのですが、就活がうまくいかず、化学を専攻していた流れで化学メーカーに内定が決まりました。
特に化学は好でもなくて、学生時代の実験も単位を取るための手段としてしか考えていなかったので、研究職はとても続けられないなと感じていました。何より自分のやりたい仕事があるのに諦めきれないモヤモヤがありました。
なので会社の人達には失礼なことですが、入社前から転職してIT業界に行くことを決めていました。転職に向けて、入社2ヶ月前からプログラミングスクールに通って勉強を始めました。


職場の人間関係

入社前は職場で人間関係をちゃんと作れるか心配でしたが
いざ入社してみると直属の上司がものすごく優しくて良い方でした。このことに関しては本当に感謝です。
普段からにこやかで優しい雰囲気なのに加えて、研究業務の教え方も非常に丁寧で実験操作の表面的なやり方だけでなく、その方法で進める意義も説明してくれました。
新人教育をこれだけ熱心にして貰っている一方で、こちらは1年後に辞めることを決めていて罪悪感を感じてました。でも上司や会社のために会社に残る選択は出来ないので、せめて辞めるまでの期間しっかり働こうと思いました。
辞める職場だとしても手を抜かずに一生懸命仕事をして、学ぶ機会を無駄にしちゃいけないなと考えられたのは、上司の人柄や対応に対して応えようと感じた部分が大きかったと思います。


転職活動を誰にも言えなくて辛かった

入社して半年経った頃にプログラミングスクールを卒業して、そのまま転職活動を始めました。
面接が大体平日9ー18時の時間帯なので、有給を使って面接を受けて、という日が毎週ありました。
転職を始めた時期と有給が貰える時期が被っていたので「貰った途端にめちゃくちゃ使うねー笑」と茶化されました。
笑って誤魔化す中で、不採用が続いた時には「実は転職で辛くて、、」と話せる人が居ない状況が辛くて、この頃はかなり精神的にきつかったなと思います。


年明けに退職を打ち明けて肩の荷が下りる

「3月末で退職します。」と上司を含め職場の人に打ち明けました。
今まで転職することをずっと言わずにやってきて、やっと全部話せたので気持ちが楽になったし、上司も快く受け入れてくれて応援してくれました。
今まで教えて来たのに、もう辞めると言い出したことに対して沢山思う事もあったと思うのですが、「今はもう年功序列の時代でもないし、自分のやりたいことがあるなら早く動いた方が良いよ」と声をかけてくれて、変わらずに接してくれたことに感謝しています。


周囲の反応

少し愚痴っぽくなりますが、、、
他の社員の方にも転職する旨を伝えたら「じゃあ俺も転職しようかなー」という軽い感じで少しモヤモヤしました。
こちらが転職を打ち明ける前までは、今後もこの会社でやっていくつもりだと話していたはずなのに、「IT業界なら在宅も出来るし、資格取れば転職もなんとかなるよね?」と軽く聞かれたのに正直少し腹が立ちました。
自分が転職して辞める訳でもないのに、給料変わらないなら上手くさぼった方が得だしと明らかに今の研究職の仕事に対するやる気が下がっていました。
反面教師というか、当然のことですが「どうせ給料同じだから」と斜に構えてないで、一生懸命仕事をした方が良いなと感じました。
その場ですぐに給料が上がらなくても、周りから信頼されてもっと大きな仕事を任されたり、仕事を離れた場でも声をかけて貰う可能性もあるかもしれないので、長期的に考えたらちゃんと働く方が価値があると感じました。


転職をしながら過ごすメリット

転職活動をしていると、面接対策を通して今の自分に何ができて何ができないのかを文章に起こして考えたり、何がやりたいのかを突き詰めることで逆算して自分が取り組むべき目標も設定することができます。
さらに、良い意味で自分の会社に依存する必要がないので心に余裕が出来るなと感じました。
適当に仕事をして良いって意味ではなくて、仮に馬が合わない人がいてやりずらくても、少しミスをして落ち込む事があっても、この会社に居場所がなくなったら終わりだという不安を感じずに切り替えやすいと思います。
自分と今の会社と転職志望の企業を俯瞰しているイメージというか、少し引いた目線を持てる感じでした。


今後について

色々あった1年間でしたが、出来ることはやってこれたと思うので後悔はありません。転職がゴールではないので、社会人1年目で経験したことや感じたことを忘れず、エンジニアとしての技術を身に付けて、さらに人間としても成長できるように頑張ります。
最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました。


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